挑戦者は、定石ではない戦いを

 

(今日のコトバ)

 

王者は、

挑戦者の足りないものを

すべて持っている。

ただ一つ無謀という

狂気をのぞいて。

 

 

 

長く王者でいる。

トップに君臨している。

無敗記録更新中である。

そういう状況をつくる人は、

その分野のすべての機能において、

最高点を出せる力を

持っている。

だからこそ、一番なのだ。

この一番と戦いを挑むために、

この一番を倒すために、

挑戦者は何をすべきか。

それは、

努力することは大前提として、

一か八かの勢いに賭ける。

無謀ともいえる戦術で、

相手に向かっていく。

とかく、王者は計算しがち。

計算通りの戦いには強いはず。

ならば、計算も、

予想もできないもので戦う。

できれば、そこに勢いがつくと、

もっといい。

戦いには、なんでも

定石というものがある。

その定石にのっとったら、

王者には勝てない。

ゲリラでいい。

トリッキーでいい。

想定外でいい。

どんどん王者のペースを乱す

戦いに挑む。

そこに勝利の光が射すことがあるのだ。