未完成の伸びしろ

 

(今日のコトバ)

 

完成とは、

想像が終わったこと。

未完成とは、

想像がまだ羽ばたいている

途中のこと。

 

 

 

 

完成。

出来上がり。

すべて作業が終わる。

つまり、そこで想像も終わる。

ピリオドが打たれたのだ。

未完成。

途中経過。

作業は終わらない。

つまり、

まだまだ想像し続ける必要がある。

進行形でなければならない。

いい方を変えれば、

未完成は、伸びしろがある。

その意味を大切にすべきだ。

完成させることも大切だが、

完成は完成。

その先はない。

未完成は、

どうにでも進化することができる。

未完成のいい意味を捉えて

生きる。

それも前向きに生きる方法だ。

 

習慣を変えてみる

 

(今日のコトバ)

 

知らぬ間につくった

ルーティンワークが、

挑戦を忘れた

つまらない自分をつくっていく。

 

 

 

毎日続けなればならないことは、

試行錯誤しながら、

やがて、

やりやすいスタイルを見つけ

習慣化してくる。

同じようなやり方で、

考えるよりも体が反応し

慣れていく。

慣れたことで

スムーズに進行するのだから、

それでもいいといえる。

ただ、習慣化することで、

何も考えなくなったり、

何も工夫しなくなることもある。

もっというと、

慣れ過ぎたために

挑戦をしなくなることもある。

自分のスキルを

アップしようとしなくなる

こともあるのだ。

そう考えると、

習慣化も必要だが、

習慣化したものを

もっといいスタイルはないか

検証することも必要。

さらには、習慣を一度止めて、

新しい挑戦をはじめることも

必要かもしれない。

何かいつも通りで、

つまらない時間を

過ごしていると思ったら、

習慣を変えてみる。

そこに、刺激を感じる生き方の

ヒントがあるのかもしれない。

有益な遠回り

 

(今日のコトバ)

 

近道は、絶景を見るには短すぎる。

 

 

人は、いろいろな

人生の道を歩いてきた。

近道で楽した記憶もあるだろう。

反対に、遠回りして、心も、体も、

しんどい思いをした

記憶もあるはずだ。

ただ、近道は楽だった半面、

少ない風景しか見れず、

体験的にはたいしたことが

なかったりする。

遠回りした道は、

しんどい記憶があると同時に、

近道よりは様々な風景に

出会ったはずだ。

その中に、

人生を変える風景があったりする。

そう考えると、

人生、遠回りも

わるいことばかりではない。

否、むしろ様々な

体験ができるということでは、

近道より遠回りした方が、

人生にとって有益だったりする。

そう考えると、

遠回りもわるくない。

人生、近道、

ショートカットするばかりが

素晴らしいわけではない。

そのことを忘れてはいけない。

 

傷で強くなる

 

(今日のコトバ)

 

つまずいてつくった傷が、

誰にも負けない個性になる。

 

 

 

人は何度もつまづく。

痛い思いもする。

時に苦しくて音を上げる。

時に悲しくて嘆いてしまう。

誰でもあることだ。

ただ、その人生のつまづき、

強くいうと傷は、

やがて人生の糧に

なることが多い。

その傷をつくった

経験があるから、

いまの自分が生きていられる。

いま自分が強くなったといえる。

そして、その傷は、

自分の個性のひとつに

なることもある。

人生でつまづいてつくった傷は、

自分の強い武器になる。

それぐらいの気持ちで

生きていこう。

悲しみから距離をおけ

 

(今日のコトバ)

 

継続しても

力にならないものが一つある。

それは、悲しむことだ。

 

 

 

続けていると、

いい・わるいにかかわらず、

一つの力になっていく。

習得したいことは、

続けることが、

もっとも大事だったりする。

ただ、悲しみという気持ちだけは、

力になることはない。

悲しみが続けば続くほど、

自分が弱くなる。

自分が壊れてしまうことさえある。

長く続くとやっかいな感情だ。

できるだけ、

早く立ち直る必要がある。

自分が悲しみに暮れた時、

悲しいことは弱くなるばかりだから、

とにかく立ち直る気持ちを持つ。

なんとか悲しみと

距離をおくことを考えて生きる。

悲しいの「悲」は、

心に非ずと書く。

悲しい間は心を失ってしまっている。

そう考えて、

いち早く立ち直ることを考えるのだ。

 

運命と格闘しよう

 

(今日のコトバ)

 

運命は、

史上最高の教育者である。

 

 

必然だったり、

偶然だったり、

突然だったり。

運命は、人生をあらゆる方向へ

導いていく。

いいこともある。

わるいこともある。

そして、運命につくられた道を

自分の力で開拓していく。

その開拓していく力こそ、

自力をつけていく訓練。

順調、好調、

苦境、逆境、

乗り越えていけば、

自分が進化していくチャンス。

いま、自分に運命とよばれる試練が

やってきたら、

思いっきり悩んで、

思いっきりジタバタして、

運命と格闘しよう。

その経験が自分を

もっと向上させてくれる。

もっとスキルアップさせてくれる。

運命こそ、最高の教育者なのだ。

 

今日までというキャリアを味方につける

 

(今日のコトバ)

 

知恵は、

昨日より今日の方がベテランです。

 

 

 

長く生きている。

十年前より、一年前より、昨日より、

人生の時間を蓄積している。

ということは、

知識・経験も

増えているということ。

単純にいえば、

今日は人生で一番知識人といえる。

そう思うと、

人生で一番自信を持っていい。

人生で一番堂々としていい。

今日という時間は、

いろいろな出来事に出会う。

いいことも、わるいこともあって、

一喜一憂することもある。

ただ、心のどこかで、

「今日が一番人生で知識人」と

思えば、少しだけ強く生きていける。

もっといえば、

今日が人生の最高点と思ってもいい。

今日という貴重な時間を

思う存分楽しむ。

そのために、

今日までというキャリアを

味方につけるのだ。

奇跡とは、軌跡の先の感動

 

(今日のコトバ)

 

足跡を残して歩み、

爪跡をつけて登り、

傷跡をつけて生きる。

そして、人生は奇跡を生んだ。

 

 

 

ここまで来るのに、相当、

厳しい状況を乗り越えてきた。

そう思えることが多々あった。

「よくやった」と自分で自分を

ほめてやりたいと思えることもあった。

そう思える時、

気づかなくても、

軌跡の先で奇跡に出会っている。

乗り越えた山、

突破した壁、

更新した記録など、

すべては奇跡がなせること。

長い人生、

奇跡などそうそう出会うものではないと

思っている人がいると思う。

だが、考え方によっては、奇跡に

出会うことが多い人生でもある。

特に、目標を挑戦・達成を繰り返す人に

奇跡は待っている。

達成の先の感動は、

奇跡のなせる業なのだ。