称賛独り占めはしない

 

(今日のコトバ)

 

縁の下の人を見下すと、

夢は足元から崩れ出す。

 

 

 

 

縁の下の力持ちという。

本当は、縁の下ではなく、

チームやパートナーの力のはずだが、

なんとなく言葉が独り歩きする時がある。

ことわざだから、

深い意味はなく使っている人も

たくさんいると思うが、

縁の下はいただけない。

力を発揮して、

成功したり、勝利をしたら、

そのチーム、そのパートナーには、

すべて同じ称賛を与えるべきだ。

もっと話にならないのは、

チームで勝ち取った称賛なのに、

独り占めしようとする人がいる。

代表して称賛されるのはいいが、

称賛を自分だけのものにするのは、

まったく話が違う。

生きていると、

結構、称賛独り占めする人は多い。

ただ、世の中はよくできていて、

称賛独り占めすると、

その後、必ずどこかで瓦解する。

人の気持ちは、

ちゃんと見ている。

嫉妬したり、復讐したりする。

「なぜ、俺は称賛されない」と

不愉快になることもある。

だからこそ、

何かの目標達成に対して、

縁の下の力持ちはない。

すべてがチーム、

すべてがパートナーと出した結果なのだ。

称賛はチームで一緒にされるもの。

称賛はパートナーと一緒にされるもの。

一人では何もできない。

必ず誰かと目標を達成していることを

忘れてはいけない。