お金が幸せを生んでいる使い方

 

(今日のコトバ)

 

お金において、

貯めるのが上手な人、

稼ぐのが上手な人は知っているが、

使うのが上手な人を一人も知らない。

 

 

 

お金。

これほど必要で、

これほど難しいものも知らない。

無くて困っている人はいるし、

きっと、あり過ぎる人も、

ある意味困っていると思う。

幸せや不幸に結びつくこともあるし、

夢や希望を助けることもあれば、

失望の原因となることもある。

ただ、お金は世の中を生きるために

存在する大切なもの。

そう思うとある程度あった方がいい。

ある程度というのは、

個人差によるのだが。

そして、長く生きていて思うことがある。

お金を着実に貯めている人がいる。

財テクの上手な人といってもいい。

稼ぐのが上手な人がいる。

働いて、働いて、働いて稼ぐ。

投資や運用で稼ぐ。

そんな人も知っている。

だが、使うのが上手な人に

会ったことがない。

例えば、貯めるのが上手な人は、

たいがい質素な暮らしをして、

大金を使わぬまま人生を全うする。

反対に、投資や運用で儲けているという人も、

一時は儲けているようだが、

どこかで必ず大損もしている。

もちろん、働いて、働いて、働いた収入で

使う人もいるが、

収入より大金を使って借金生活の人もいるし、

貯めるだけで銀行にばかり貯蓄がある人もいる。

そう思ってまわりの人を見ると、

やっぱり上手に使っている人はいない。

ただ、ひとつ考えられるのだが、

「ビンボー暇なしでさ」といいながら、

倹約生活をしているのに幸せそうな人。

あるいは、

「ちょっと贅沢してローンで買っちゃった」と

いいながら、欲しかったものを手に入れて

笑っている人など。

それらの人こそ、

上手に使っているといえるかもしれない。

つまり、お金が幸せを生んでいる使い方こそ、

上手な使い方といえるかもしれない。

ただ、それにしてもお金との付き合いは

難しい。

日々生きていると思うのだ。

 

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