(今日のコトバ)
打席に立たなければ、
絶好球だって見逃すしかない。
プロ野球の世界では、
打率が高いことが実力の証明になる。
2割5分よりは、2割8分。
2割8分よりは、3割。
3割を継続的に打てる人は、
打者としての実力があると思われる。
ただ、人生はどうだろう。
そもそも、3割の確率で
人生の勝負事に勝てる人はいるのだろうか。
勝負事にもよるが、
3割など夢の数字。
1割でも大成功といえる。
さらにいえば、
人生で大切なのは、
打率よりも打席。
どれだけ人生の勝負事で打席に立てるか。
打席に立つことが多ければ、
打ち返す数が増える。
打ち返せば、その勝負に勝つ可能性も増える。
いま、人生の動きがよくないと思っている人は、
とにかく、打席に立とう。
挑戦することをはじめよう。
そこが、人生を大きく変えるきっかけになる。
打率という精度より、打席という挑戦の数。
そのことを忘れてはいけない。