(今日のコトバ)
「やめてしまえ」は、
「やめるな」という糸をつけて投げた言葉。
やる気を問う時、
「やめてしまえ」といわれることがある。
やる気が見られなかったり、
がんばることができなかったりすると、
厳しくいわれることがある。
ただ、「やめてしまえ」という人が、
ほんとうに「やめてしまえ」なんて
思っていないことが多い。
むしろ「もっとがんばれ、お前には能力がある」
と激励するだったりする。
昔風にいえば、
「お前には力があるから怒るんだ。
力のない人間に怒ったりしない」という意味。
だからこそ、いま、「やめてしまえ」の
ような叱責されていたり、
怒られている人は、
一度、なぜその言葉をいわれたかを
考えてみるといい。
能力を評価する愛情からなのか。
パワハラなのか。
ただ、能力を評価してくれて、
はっぱをかけてくれているなら、
素直に聞いた方がいい。
自分が成長するために、
最高のアドバイスなのだ。
届いた言葉を大切にしよう。