英語でもなく、フランス語でもなく、
イタリア語でもなく、ハングル語でもない。
新しくて聞き慣れない言葉が約半年前、この世に生まれた。
モジトル。
西洋の書道といわれるカリグラフィーを、
斬新な現代の発想で表現するアーティスト集団の総称である。
基本的に西欧の歴史上の名言などを、
ダイナミックにビジュアル化していく芸術。
しかし、このアーティスト達は、個々の才能をいかんなく発揮し、
まったく新しい芸術として作品を発表している。
まずは、言葉。西欧の名言はもちろん、オリジナルの言葉も
作り上げ過去の財産に頼ることなく、未来に向けて想像の翼を広げている。
そして、カリグラフィー作品。イラストとも違う、レタリングとも違う、
美しさだけをキーワードに、アーティスト個々の作法で表現されている。
メディアが発達した弊害で、商業主義、マーケティングが徹底されたことで、
新しい表現を目にすることは少なくなったが現在、
モジトルの作品には新鮮に驚いてしまう。
さらに、モジトルのウェプサイトでは、写真家、ミュージシャン、
コピーライター、教師など様々な分野の賛同者とコラボレーションしている。
ともあれ、百聞は一見にしかず。
www.mojitor.comへアクセスしてほしい。
あなたに新しい世界が広がるかもしれない。