(今日のコトバ)
誰かの物語で、自分を主役にしようとすると
キャスティングからはずされてしまう。
誰かには誰かの人生があって、
誰かが自分のために舞台をつくる。
その舞台に勝手にあがり、
自分を主役にしろといっても叶うものではない。
時々、自分の人生がうまくいっていないからと、
他人のものに手を出そうとする人がいるけれど、
それはとても失礼なこと。
ましてや、うらやましいだけで、
他人の領域を侵犯すると、
恨みをかって痛い目にあうこともある。
たまに、「俺のものは俺のもの」「お前のものは俺のもの」
というジャイアンみたいな人がいるけれど、
こういう人はどこかで破滅する。
やはり、自分の道は自分で切り開き、
自分の舞台は自分でつくるしかない。
もちろん、誰かのサポートは必要だ。
なくてはならないといっていい。
ただし、そこに意志という自力ありきの話だ。
これから人生をほんとうに豊かにするならば、
自分の力で舞台をつくろう。
そこでなら、堂々と主役をはれるのだから。