(今日のコトバ)
夢は時間がたつと、行方不明になる。
何事にも賞味期限は大切だ。
期限が何日も過ぎてしまっては、味覚は損なわれ、
食中毒になってしまう。
夢も同じような気がする。
何か夢を見つけては、みんなが熱くなって、
あれやこれやプランを立てる。
途轍もない夢、実現不可能に思える夢を、
平気で語り合う。
夢が旬のうちは楽しいことでいっぱいだ。
しかし、その夢の現実を冷静に考えて、
ネガティブな要素ばかりをあぶり出したり、
その夢をほっといたままホコリまみれにしてしまうと、
夢は化石になったり、夢は腐り出したりする。
夢にも寿命がある。一気に夢を走らせなければならない時がある。
ハイスピードで動かなければ消えてしまう夢もある。
そう、夢は生き物だ。
生きるための水をしっかりと与え、
いつでもキラキラした夢にしなければならない。
夢の賞味期限は、あなたの気持ちの賞味期限でもあるのだから。
(トピックス)
最も優れた米国映画は「市民ケーン」
米国映画協会(AFI)は21日までに「最も優れた米国映画ベスト100」を発表。
オーソン・ウェルズが25歳の若さで発表した「市民ケーン」(1941年)を1位に選んだ。
リストは10年ぶりに改定され、市民ケーンは前回もトップだった。
2位以下のベストテンは▼ゴッドファーザー▼カサブランカ
▼レイジング・ブル▼雨に唄えば▼風と共に去りぬ
▼アラビアのロレンス▼シンドラーのリスト▼めまい▼オズの魔法使い
最近の映画はベストテンに入らないのか。すべてアナログ時代の作品だけでは少し寂しい。
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