(今日のコトバ)
傷跡は、痛みがなくなるころ誇りに変わる。
傷つくと、痛い。
傷の深さにもよるが、
激しい痛みもあれば、
軽い痛みもある。
だが、ほぼすべての傷は、
時間が経つとともに痛みが消えていく。
後には、傷跡だけが残る。
この傷跡をどう感じるか。
その感じ方によって、
人生は変わっていく。
体に、心に残る傷跡。
痛みが消えたのは、
痛みを乗り越えた証。
自分の勲章と傷を思う。
反対に、傷を負ってしまったから、
かっこ悪くて
傷を隠してしまうこともあるだろう。
ただ、傷は自分に残る印。
だとしたら、その傷があるからこそ、
いまの自分がある。
そう思って生きるべきだ。
そして、その傷を自分の誇りとして、
胸をはる。
人生は、傷から傷へ続く一本道。
数々の傷を踏みしめながら、
誇りをもって歩いていくのだ。