裸の王様のふりをしている

 

(今日のコトバ)

 

裸の王様は、

自分が裸であることを隠す

鏡を持っている。

 

 

 

自分がどんなふるまいをしているか

わからない。

傍若無人な態度でも

みんなが許してくれる。

だから、

陰口や後ろ指を指されていても

わからない。

裸の王様といわれてしまう。

だが、最近思うのだが、

裸の王様といわれている人は、

本当に自分の態度が

わかっていないのだろうか。

もしかすると、

裸の王様であることを

わかっていながら、

裸の王様にしてくれる人を

まわりに配置しているのではないかと

思うのだ。

つまり、利用することができる、

威張ることができる人間を、

わざとまわりで固めて、

裸の王様のふりをしている。

裸の王様で生きる方が

楽だから、

そのふりをしている。

ただ、まわりの人間は、

たまったものではない。

もし、自分のまわりに

裸の王様のふりをしている人が

いるなら教えるべきだ。

「あなたは、裸の王様だ」と。

まわりの人の迷惑を考えたら、

いち早く伝えるよう。