(今日のコトバ)
「平凡」な暮らしの中では、
「特別」が欲しかったけど、
「特別」な暮らしの中では、
「平凡」が欲しくなった。
人間は、ないものねだりする生きもの。
欲しいものが手に入ると、
手に入ってないものを求めはじめる。
人生においても同じことがいえる。
平和で平凡な暮らしをしていると、
刺激のある特別な時間が欲しくなる。
平凡に生きていると、
そんな思いで生きることが多くなる。
だが、いまのコロナ禍のような
特別な時間の中で生きると、
平凡な時間を過ごしたくなる。
否、平凡な時間こそが
幸せの源泉ではないかと思いはじめる。
生きていると、どちらの気持ちにもなる。
どちらかが正解ということはない。
ただ、平凡な時間であっても、
特別な時間であっても、
幸せはある。
そのことを理解して生きていければ、
人生の幸福度はもっと上がると思う。