(今日のコトバ)
スタートが同じでも、
階級が同じでも、
0対0で始まっても、
すべての試合はハンディキャップマッチ。
同じ努力で、同じ結果は得られない。
世界中のアスリートの祭典が終わった。
どの競技も世界最高峰の戦いが見られ、
大きな感動をよんだ。
素晴らしいことだ。
ただ、いつも思うことがある。
どの競技も最終的に
ハンディキャップのないものはない。
ルールという縛りの中で、
ハンディキャップをうやむやにしている。
例えばね柔道・レスリングに
体重の階級があるのに、
バレーボール、バスケットボールには
身長別にはならない。
せめて、
175㎝以下、185㎝、200㎝位つくってもいい。
陸上でもカラダの大きさで
カテゴリーを考えてもいい。
もっといえば、国によっては環境的に
コンディションを
つくれない国もあるだろう。
細かくいえば、キリがない。
ただ、世界は、人間は、
それを受け入れている。
すべてはハンディキャップマッチなのだ。
それは、人生においてもいえる。
就職試験にいっても、
実地試験ではトップなのに、
面接で落ちたり、
親の力が働いたり、
まだまだ差別があったり、、。
やっぱりハンディキャップマッチ。
だからこそ、人は強くなろうとする。
スキルアップを考えて、
行動力を駆使して、人脈を増やして、
ハンディキャップを埋めようとする。
その意識がある人とない人で、
人生は大きく変わる。
人生を有意義なものにしたいなら、
ハンディキャップマッチをどうクリアするか。
考えながら生きてみていい。
短い人生を自分の思い描く世界にするために、
とても大事なことだと思う。