(今日のコトバ)
正論で追いつめると、
異論の行き場がなくなる。
「その人がいうことは、いつも正論」
そういわれる人がいる。
まわりにいる人も正論と認めている。
正しい意見をいっている。
ただ、正論をいう人にありがちなのは、
正論を押し付ける人。
・・・・これが正解だろ!
・・・・これだ正しいんだ!!
ゆえに、キミの意見は間違っている!
そう聞こえる人がいる。
そんな言い方をされると、
自分の意見がいえなくなってしまう。
自分にも異論があるし、
正論だと思っていることも、
正論という保証はない。
立ち位置が変われば、
正論でなくなることもある。
そう思うと、
自分でも、誰でも、
正論だと思って発言することはいいが、
正論だと思ったことを押し付けるのは、
まわりの風通しをワルくしてしまう。
正論は、正論こそ、押し付けない。
その正論は、自分の正論であって、
ほんとうの正解かわからない。
正論も、ひとつの持論。
そのことを忘れてはいけない。