人生のペースメーカー

 

(今日のコトバ)

 

振り返ると、

すべての努力は

人生を宝物にするための

作業だった。

 

 

なんだかんだいっても、

いい人、わるい人、

どちらであっても、

賢い人、そうでない人、

どちらであっても、

人生が楽しかったり、

幸せであった方が

いい人ばかりだと思う。

辛いのが好きとか、

不幸が大好きなんていう人と

出会ったことがない。

何十年も生きてきて、

一人もいないのだから、

世の中にそんな人は

ほぼいないと思う。

もっというと、

楽しくなるために、

幸せになるために、

何かの努力をしないと

いけないと思っている。

それは、楽しさや幸せが

人生の宝物だと知っているから。

生きていて、

こんな素晴らしいことはないと

思っているから。

だからこそ、

少々の困難も

乗り越えようとするのだ。

楽しさや幸せを追い求める。

それは、人生を

素晴らしいものにするための

大きなテーマとして、

人生のペースメーカーに

なっているのだ。

 

 

 

普通は特別である

 

(今日のコトバ)

 

人は普通に生きるために、

特別な努力をしている。

 

 

普通に生きる。

あたりまえに生きる。

ほとんどの人が

そう思っているかもしれない。

毎日毎日、同じような日々で、

同じような作業をしていれば、

そう思うかもしれない。

ただ、普通であったり、

あたりまえといわれることが、

本当にたいしたことがないのか

と思うと、そんなことはない。

日々の習慣で

慣れてしまったものは多くあるが、

自分以外の人が

同じ作業ができるかというと、

そうでもないことが多いと思う。

エアコンやテレビのセッティング、

パソコンの操作、特殊なソフトの操作、

スマホの使い方だけでも、

誰もができるものではない。

普通のことやあたりまえのことが、

実は、特別な能力を

必要とすることが

たくさんあるはずだ。

だからこそ、

普通にした特別があることを

見つめ直そう。

その特別が自信になって、

人生の芯になる。

そのことを忘れてはいけない。

不可能はない、で生きる

 

(今日のコトバ)

 

「不可能なんてない」

という奴はペテン師だ。

だが、ペテン師に踊らされて

不可能を可能にしてしまうのが

人間の可能性だ。

 

 

「不可能はない」と

時々、偉ぶっていう人がいる。

特に、体育会系の指導者に

多い。否、多かったというべきか。

時代が変わって、

それほど無謀なことをいう人も

減ったが、

それでも一定数いることはいる。

自分のことは、

さておきという気持ちで

「不可能はない」といっている。

何をいっているのだ?

という気持ちでいっぱいなのだが、

ワルいことばかりではない。

「不可能はない」と指導された

生徒や選手が、ごく一部だが

ほんとうに

不可能を可能にしてしまう。

もしかすると、

時代を変えるほどの

不可能を可能にしてきた人は、

少なからず、指導者や先達者に

「不可能はない」

といわれてきたのではないか。

もちろん、自分で「不可能はない」と

最初から目標設定できた人も

いるだろう。

ただ、ここで大切なのは、

他人からでも、自分からでも、

「不可能はない」と覚悟を

決めた人が

不可能を可能にしてしまうこと。

人間の潜在能力は、

途轍もない力を発揮する。

人間の力は無限だと

証明してきたともいえる。

だからこそ、

何事も簡単にあきらめないで、

やれるだけやってみる。

意外に自分の能力で

不可能だと思ったことも、

クリアできる日が来るかもしない。

そう思って生きることも、

人生を素晴らしいものにすると思う。

 

 

 

 

経験という記憶

 

(今日のコトバ)

 

過去は、

これから起こることを

怖れないための記憶になる。

 

 

「過去なんて、

もう過ぎ去ったもの。

振り返ってはいられない」

そういわれることもある。

たしかに、いつまでも過去ばかりに

とらわれて、

いまを生きられないようでは困る。

前を向いて進んでいくべきだとも思う。

だが、

過去はワルいことばかりではない。

さまざまな経験の宝庫といえる。

過去という経験の記憶が、

人生を何度も救ってきたはずだ。

過去ばかり

考えるというのではなく、

知識として過去を使うのは

人生にとって有意義だ。

経験という記憶は、

人生にとって

もっとも信頼すべき

自分の武器になるはずだ。

「できる」と「できない」

 

(今日のコトバ)

 

「できない」は人間性。

「できる」は人間力。

 

 

なんでも肯定的に行動する人は、

運が良かったり、

いいめぐりあいがあったり、

人生が好転してく傾向にある。

一言で肯定的に

行動するといっても、

信念のしっかりした人でなければ、

簡単に肯定できない。

能力がなかったり、怠慢だったり、

怖かったり、

臆病だったりすると、

肯定するのは難しい。

だが、それらの気持ちをおさえて、

肯定することができるのは、

大きな人間力がある

といってもいい。

肯定は人間力という礎があるから

できるのだ。

反対に、否定的なことは

誰でも簡単にできる。

「できない」といってしまえば、

そこであらゆるものがストップする。

チャンスもものにできないし、

関係を断ってしまうことにもなる。

いちばん問題なのは、人間性も、

成長をも止めてしまうことになる。

肯定的に生きる人生と

否定的に生きる人生は、

風景がまったく異なってしまう。

だからこそ、

人生をどのように生きるかを考えて、

どちらを選択するか。

意思表示は一言でいい。

肯定するなら、「できる」

否定するなら、「できない」

それだけで人生の道が決まる。

まったく生きる風景が変わる。

人生を決めるには、

たった一言で道を決められるのだ。

 

 

ちゃんと答えられる幸せ

 

(今日のコトバ)

 

自分の持っている幸せを

忘れてしまって、

誰かの幸せばかり

憧れていては、

幸せに失礼です。

 

 

誰もが大なり小なり

幸せを持っている。

幸せの基準は人それぞれだが、

必ず幸せを持っている。

だが、

人はないものねだり

だったりする。

自分の幸せはさておき、

誰かの幸せに憧れてしまう。

「あの人は何であんなに

ラッキーなんだろう」と、

嫉妬してしまったりする。

隣の芝生は

青く見えるのかもしれない。

だが、根本に立ち返ると、

自分にも幸せはある。

その幸せを大切にする方が

人生にとってよっぽど有効。

自分を幸せにしてくれるのは

何なんだと自問した時、

ちゃんと答えられる幸せは、

人生にとって

かけがえのないもの。

だからこそ、

自分の幸せを見極め、

その幸せを大切にする。

素晴らしい人生にするために

必要なことだと思う。

出銭を抑えて生きる

 

(今日のコトバ)

 

大金持ちになっても、

赤札は無視できない。

 

 

子供の頃、

お金持ちの家に生まれた

友人が何人かいた。

親の職業が〇〇会社の社長、

家が豪邸、

車の送り迎えなど、、。

羨望の的だった。

その子供たちに

意外な共通点があった。

それは、ケチ。

とにかく自分のお金は使わない。

誰かからもらえるものはもらう。

使えるものは大事に使う。

親を気にして遊びもセーブする。

みんながそうではないだろう。

お金使いの荒い子供いるだろう。

だが、よくいえばムダ使いをしない。

ワルくいえばケチ。

大人になっても、

金持ちの人ほど倹約家が多い。

普通に生きている人たちより、

お金の価値を

知っているからかもしれないが、

ムダな使い方をしない。

世の中、

そんなものかもしれない。

だとすれば、

普通に生きる人々は、

もっと倹約をしてもいい。

デフレ、インフレあるけれど、

出銭に抑えて生きることは、

安定して生きるための礎になる。

幸せの素を探す

 

(今日のコトバ)

 

小さな満足で

大きく幸せになれる人になろう。

 

 

幸せの基準って何だろう。

人それぞれであって、

誰かに何かをいわれて

変わるものでも

ないかもしれない。

ただ、幸せを見つけることを

意識することはできると思う。

幸せと感じることが、

一つより二つ、

二つより三つになれば、

人生はより幸せに包まれる。

だからこそ、

意識して幸せを探してみる。

あたりまえの人生の中にでも、

見過ごしているものがあるはず。

体調、食事、天気、テレビ番組、

SNS、、探せばたくさんある。

毎日ルーティンになっているものは、

嫌なことは避けているはずだから、

幸せの素もあるはず。

とにかく、小さい幸せから

大きい幸せまでに気づいていく。

それだけで、人生は素敵なものに

なっていくはずだ。

 

成功も失敗も、収穫

 

(今日のコトバ)

 

成功とは粒ぞろいの収穫。

失敗とは粒のそろわなかった収穫。

 

 

成功することもある。

失敗することもある。

ただ、考えてみれば、

どちらも人生にとって

収穫といっていい。

成功すれば称賛や評価もあり、

人生に途轍もないプラスになる。

失敗でも経験値や対処法など、

人生へのプラスは多い。

成功も、失敗も、

どちらも人生にとってプラス。

見栄えがいい成功という収穫と

見栄えがよくない失敗という収穫。

それぐらいの気持ちで

成功と失敗を受け入れられると、

人生がおもしろくなる。

そう信じて生きていこう。

 

自然を自然に戻す

 

(今日のコトバ)

 

自然を愛さないから、

自然に嫌われる。

自然なことです。

 

 

世界中が気候によって、

被害を受けている。

生きる場所を奪われて、

復興することも

ままならないこともある。

自然の猛威、自然の反乱など、

自然からの復讐のように

表現されることもある。

ただ、僕らは自然を大切に

しているだろうか。

自分たちの生活を

楽にするために、

自然に無理を

させていないだろうか。

本来は、自然が主語で

人間が述語なのに、

主語を人間にして

考えていないだろうか。

世界中の人々が自然に対して

付加をかけ過ぎていることは

わかっている。

ただ、自然を慈しむ行為は

足りていない。

だとすれば、

人々は自然界の一員として、

自然を大切にすることを

考え行動する。

誰か一人だけでは意味がない。

人間のすべてが自然を

大切にする。

そして、

「自然を自然に戻していく」

人間一人一人が

忘れてはいけない課題だ。