(今日のコトバ)
生きていくのに、
手ぶらだと不安だから手をつなぐのだ。
外出で電車で移動している時に、
ふと手に何もないと不安になる。
反対に、
カバンか何かを持っていると、
中身が足りなくても安心する。
手が何かを
握りしめていることは、
安心できる状態なのかもしれない。
思えば、赤ん坊を抱き上げた時。
どこにも筋肉などないのに、
手の握力だけは、
想像以上に強い。
それは、生まれてすぐの人間にも、
握りしめる力で安心を
与えてくれているのかもしれない。
つまりは、手で握ろうとする、
手をつなごうとすることは、
安心を求めていること。
安心すれば、
落ち着いて人生を歩んでいける。
だからこそ、
手を握りしめることは大切。
握りしめている間は、
安心していられる。
しっかりと、生き抜いていくことが
できるのだ。