新しいあなたがスタート

(今日のコトバ)

 

明日になれば、

すべての人生が「はじめまして」。

 

 

 

 

とても嫌なことばかりがあって、不愉快がカラダに充満している。

イライラしてすぐキレてしまう。自分から人との距離をおいて

どんどん孤立していく。「今日という日は最悪だ」と思っている人は

大勢いると思う。でも、長い目でみると人生は、そんな日も必要なのだ。

人間は、嫌なことがあるから、いいことが嬉しいし、

不愉快になったから、愉快になろうとするし、

イライラしたことがあるから、穏やかな自分を大切にするし、

孤立した経験があるから、協調性をもつ。

受験生のストレス、試合前の緊張感、プレゼン日の胃の痛みなども、

確かに重圧感は大変なものだが、終った後の爽快感や

その壁を乗り越えた自信という財産は、また、新しいあなたをスタート

させてくれる。人間関係で上手くいかなくても、悩んだ時間が

その後の社会で生きてくるはずだ。

だから、明日に期待をもとう。明日に夢をもとう。

明日になれば、また、新しい人生がはじまるのだから。

絆は一日にしてならず

(今日のコトバ)

 

できることの限界を、

人の絆で拡大していく。

 

 

 

人と人との深い絆のもと、ひとつの目的にチャレンジすれば、

一人でチャレンジするより大きな力を生み出せる。

その絆が強固であれば強固であるほど、

大きな力になり、実力をサポートするブレーンになってくれる。

一人より二人で。二人より三人で。三人より四人で。

ブレーンが増えれば増えるほど自分の限界も広がるはずだ。

ただし、本当の絆で結ばれていない関係の場合、

自分のブレーンとして必ずしも役立つとはいえない。

むしろ、足をひっぱったり、利用するだけだったり、

裏切ったり、自分の人生にマイナスの作用しかしない

偽の絆があったりする。

どこかの親族・兄弟のように、血を分けていても絆を

結べない関係もある。

だからこそ、日々の付き合い方は重要だ。

「この人は」と思う人は大事に絆を育まなくてはいけない。

絆は一日してならず。毎日の行いによって

ゆっくりとゆっくりと結ばれていくものなのだ。

新鮮な気持ちでトライ

(今日のコトバ)

 

体験をいっぱいした未熟者であれ。

 

 

 

経験を積めば積むほど、新しい出来事が新鮮でなくなったりする。

いままでのアタマやカラダで覚えているデータが、

「こんなもん」と勝手に判断してしまう。

「わかりきっているから楽勝だ」と指令を下す。

もちろん、回数を重ねているのに何も覚えず

ミスばかり起こすのもいかがなものかと思うのだ。

だが、例えば、就職の面接のマニュアル本なので、

面接官との想定問答集がある。で、その通りに答える人は、

まず、面接官はとらない。履歴書だって、同じホームで

書いてきたら埋もれてしまう。

バブル期のように大量採用ならいざ知らず、

一人でも魅力的な実力のある人間を採用するには、

他と違った個性が見えなければならない。

面接官は同じような質問をしてくるが、

同じ人ではない。様々なアングルで、個人のものさしで人をみる。

紋切り型の答えをよしとする人もいるが、

斬新な答えを求める人もいる。そして、

圧倒的に記憶に残り採用に近づく人は面白い人だ。

履歴書だって、書き方からして何人もほぼ同じ内容だと、

その人から選考対象外とする。工夫のある履歴書の方がいいに決まっている。

だからといって、まったく奇想天外なことをしろといっているわけではない。

基本は、培った体験でいいのだが、その場その場でより自分の

魅力を、他の人との差別点をアピールする必要性があると思う。

そのためには、毎回、新鮮な気持ちで出来事にトライし、

どうしたら面白くなるかを前提に考えればいい。

よい結果を生む結第一歩は、そこからはじまる。

面接官をやるようになって約10年、つくづくそんなことを思った。

笑いで心のアカを落とす

(今日のコトバ)

 

死の一秒前まで、笑いを探せ。

 

 

 

腹の底から笑えることが少なくなった。自分の環境の中でも、

自然発生的に笑うことがあまりないような気がする。

仕事の中で結果ばかり追い求められ、追いつめられる。

特に売り上げという名の数字はやっかいで、

数字=人間的評価と考える企業やボスもいて、

確かに笑っている場合ではない状況もある。

でも、あえていう。自分のまわりに笑いがなくてはダメだ、と。

笑いは、生きていくことで汚れた心のアカを落とせる

人間の高機能。使わなければ心が錆びて動かなくなる。

心が動かない人は、喜怒哀楽がなくなり、顔の表情も動かなくなる。

だから、笑いの機能はいつでも使えるようにするべきだ。

たとえば、いつも一緒にいる友や同僚や家族と会話や行動で笑う。

テレビやラジオで笑いのある番組をたくさんみる。

ダウンタウンや爆笑問題、エンタの達人系もいいだろう。

本当は、僕らの少年の頃に起こったマンザイブームの時の

ツービート、やすしきよし、B&B、ザ・ぼんち、紳助竜助、

明石家さんま、そしてドリフターズなどなどの笑いの使者が

たくさん排出した時代のように、笑いが日本中に充満すればいいのだが。

さらに、自分自身が笑いの発信源になって、

世間を笑わせる、喜ばせることができれば最高だ。

自分の笑いで、人が笑ってくれたらこの上ない幸せを体感できるのだ。

とにかく、笑いを毎日探そう。一生探そう。

誰でも簡単に心のアカを落とせるのだから。

そして、心のアカは一生落としていかなければならない汚れなのだから。

あなたの人生劇場を支える

(今日のコトバ)

 

仲間とは、あなたが倒れないために間に立ってくれる人のことだ。

 

 

 

人は、ひとりきりでは倒れてしまう生き物。

だから、あなたのまわりには様々な機能をもったキャラクターが存在し、

あなたの身のまわりで起こる出来事に関わってくる。

それらすべての人々が、あなたのあがりたい舞台まで案内してくれる。

どうぞどうぞと、やさしく招いてくれるばかりでなく、

いじわるして遠まわりを教えたり、通せんぼうをしてみたりするけど、

みんなあなたの人生を支えるためのバイプレイヤー。

そう考えみると、生まれてから当然出会うべき人と、偶然出会う人と、

赤い糸で結ばれた人と、人生の邪魔をするけど教訓を教えてくれる人とが、

あなたの人生劇場に、もう何万人もキャスティングされているはずだ。

さあ、明日、あなたの隣にいる人をよく見てみよう。

あなたのために素晴らしいドラマをつくってくれる人なのかもしれない。

恥は血や肉に

(今日のコトバ)

 

どこへ出して恥ずかしくないものは、

出す前に思いっきり恥をかいていた。

 

 

 

よく「どこへ出しても恥ずかしくない」という言葉を使う。

製品だったら信頼性のある製品、一流品などを指す。

人間でも各分野のトップをはる人、または間違いのない仕事をする人の

ことを指すのだろう。

では、その製品や人間は、恥をかいていなかったのだろうか。

製品であればテストを繰り返し、

完璧をつくした結果、市場におくり出される。

テストの段階で数限りない失敗を繰り返しているはずだ。

また、人間であっても恥ずかしくないと呼ばれる人は、

そう呼ばれる以前に、限りなく失敗を重ね、経験をつみ、

知恵をつけてきたはずだ。恥など何千回、

いや何万回だってかいているだろう。

もし、あなたが少しでも「恥ずかしくない人」と

呼ばれたければ人一倍恥をかいておくべきだ。

きっと、恥は血や肉となり、あなたの財産となる。

自分の才能を振りまわせ

(今日のコトバ)

 

ノーマークであることは、

余計なものを背負わずにすむこと。

 

 

 

大物になったり、有名になると、マークが厳しくなる。

野球の清原和博やサッカーの中田英寿のように、

チームの顔になると敵から集中して攻められてしまう。

しかし、まだ無名だったり、実績がない人間は、

期待もされないがマークも甘い。

プレッシャーもあまり感じず、持つべき力を

思う存分発揮できるはずだ。肩に力が入りすぎて

大きなミスをしてしまうかもしれないが、

なにせノーマークだ。不安になることはない。

失敗することだって周りの人間は、計算済みだ。

自分のポジションを確立していないあなたは、

いまなら自由に自分の才能を振りまわせるのだ。

JUST DO IT. やっちまえ。

どんなスーパースターもはじめはノーマークだったのだから。

お金に支配されない楽しみ

(今日のコトバ)

 

世の中はお金ではない。

じゃあ、お金ではないものをたくさん探しておこう。

 

 

 

親の愛、夫婦の愛、恋人の愛、無償で価値あるものは、

もちろんだけど。お金だけではない楽しみをたくさんもつことって、

大事だと思う。ボール一個あれば何時間でも走れる。

気の合う仲間と長時間話すと気持ちがほぐれる。

海に行けば心から解放される。

ギターを弾けば無条件に音楽に没頭できる。

おいしい料理を思い通りつくれる。

近所に親身になって診てくれる病院がある、等々。

お金に支配されないところで生きられることは、とても心地よい。

そして、お金に支配されない楽しみが数多く

あることって、幸せを数多くもっていることにも通じると思う。

歩きやすい道

(今日のコトバ)

 

公表することで、行く道が舗装される。

 

 

 

行く道を宣言することで、自分の意志が固まる。

ともに行動している協力者が意志をくみ取る。

第三者は、意志を持つ運動体の動きを確認する。

一本道か。茨の道か。王道か。邪道か。

その意志からなる指針を発すれば、

おのずと行く先は、自分のチカラと、誰かのチカラと、

運命のチカラで整備されていく。

さあ、意志が決まったら声を上げよう。

あの山の向こうの虹をつかむのだ、と。

歩きやすい道があなたの前に広がるはずだ。

最高のカードをつくる

(今日のコトバ)

 

あなたの持っている限度額最高のカードは、人間です。

 

 

 

この世の中で、

最後の最後に頼りになるのは人間なのだ。

夢を叶えようとした時、絶対に必要になるのが知恵。

お金もあるにこしたことはないが、

調達する方法は人間の頭の中にある。

大切にすべきは、まず、人間からなのだ。

そして、夢を実現するために最高のカードをつくるには、

日々の生き方が大きく左右してくる。

生き方の中から信用をえて、

生き方の中から支援してくれる人間をえる。

その人々がいいカードになってくれれば、

人生を思い描いた通りに進めていけるはずだ。