(今日のコトバ)
赤点だっていい、人生を白紙で出すな。
何にも挑戦していない時間は、人生にとって虚しい。
人にとって、目標があって、
そこに突き進んでいく時間が生きている時間になると思う。
壁があって、敵が生まれ、恐怖におびえることもあるだろう。
失敗に悩み、敗北に倒れ、屈辱に涙することもあるだろう。
ただ、そのひとつひとつの困難をのり越えた時、
人はもっと進化した自分とめぐりあえる。
目標なく、退屈な時間ばかりを過ごした人と圧倒的な差がついてしまう。
比較するには大きすぎるが、昨日、国民栄誉賞受賞と引退式を行った松井秀喜は、
つねに目標に向かって突き進んできた人生だったはずだ。
星稜高校からジャイアンツ、ヤンキースと野球としての目標が
つねにそこにあった。特出した才能と努力があったからこその目標だった
ことはわかる。だが、どんな人の人生にも、その人生を懸けて挑むべき
目標はあるはずだ。それをポジティブにクリアするか、あきらめてしまうか。
その違い。ただし、手にするものは全然違ってきてしまう。
どちらを選ぶかは、それもまた人の生き方。
もしかすると、何の目標もないけれど、そこそこ幸せを感じることがあると思う。
だが、そんな人生も楽ばかりで生きてはいけない。
小さな壁、弱い敵だって、無数にやってくる。
戦わなければならない時がくる。
同じ戦うなら、ちょっと頑張って、
自分の目標を持って、目標をクリアして生きる方がいいのではないか。
人生はいつも満足や納得を求めている。
そして、とんでもない奇跡を求めている。
自分が最高と思える人生にした方が素晴らしいじゃないか。
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