等身大で生きる

(今日のコトバ)

 

 

 

人は、どうして自分を誇大広告するんだろう。

 

 

 

 

そのままの自分を、そのままに伝えることって、

ほんとうに難しい。

ある人は等身大の自分より、あきらかに大きく見せる。

大きく見せるために、嘘をつく。

ついた嘘に支配され、さらに嘘を上塗りしていく。

全然、ほんとうの自分ではなくなってしまうこともある。

偽ベートーベンは、極端な例だかこの手に該当する。

反対に、自分を小さく見せる人もいるが、

それは人間関係のイザコザに巻き込まれたくなくて、

自分の気を消している人。

やはり等身大ではない。

細かく分析すると、いろいろな自己表現があるが、

等身大と思える人が少ないことに気づく。

そう考えてみると、等身大で生きるのは難しいのだ。

だとすれば、できるかぎり等身大で生きる。

わがままとは違う。屈折ではない。

自由過ぎず、罪つくりでもない。

ただ、こう定義することすら等身大でなくなる気がする。

難しい。ほんとうに難しい。

だから、とにかく自分が正しいと思った生き方をする。

そのことを意識していくことが大切なのだと思う。

 

 

 

 

 

 

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