(今日のコトバ)
努力は限界がない分、
才能より伸びしろがあるんだ。
俗に、天才型か、努力型か、といわれる。
人間の能力を大きく二つに分ける。
「何も教えなくてもできてしまう」
「何かをやらせると卓越した能力を見せる」
才能があふれて見えるような人を天才型という。
反対に、「はじめは何をやらせても
成果は出せないのだが、着実に頑張って
できるようになる」
「人の数倍も修練して、人より秀でた力をつける」
あきらめない根気を身に着けた人を努力型という。
ほんとうは、この二つだけで
分けることはできない。
天性のものがあるのだが活かしきれない人がいれば、
努力型なのだが努力が足らない人もいる。
古くなるが、長嶋が天才型、
王が努力型などともいわれたが、
二人とも才能は図抜けていたし、
努力も想像を絶するぐらいしていたはず。
二人とも努力する天才だったのだ。
だから、簡単に才能と努力では割り切れない。
ただ、一つだけいえることは、
才能は生まれ持ってどうしようもないことも多いが、
努力は無限にできるということ。
あきらめない気持ちがあれば、
いくらでもできる。
人生では、努力する力が、
未知の扉を開けていくこともある。
生まれ持っての才能では、
とうてい出来ないことも、
出来るようになることがある。
つまり、才能より努力の方が、
伸びしろがある。
努力の力を思いっきり信じていいのだ。