(今日のコトバ)
人生に無駄などなかった。
無駄という貴重な経験があっただけだ。
「こんなこと、しなければよかった」
「意味のない時間を過ごした」
「余計なことだったな」等々。
つい無駄だと思ってしまうことがある。
ただ、その時、その瞬間、
無駄だと思っても、
決して、無駄だけで
終わっているものはないと
時間が経つと気づく。
例えば、たいくつで意味ない時間を
過ごしたからこそ、
精神の安定が保たれる。
やらなければよかったと思うことが、
たいていの場合、次の人生の教訓になり
同じミスをおかさないことにつながる。
もっといえば、
無駄なことだとわかったという
貴重な経験を積むことにもなる。
人生を生きれば生きるほど、
すべての時間が自分にとって
必要な時間だと知る。
だからこそ、
いま無駄だと思っているものも
大切にするのだ。
必ず自分の人生の
役に立っているのだから。