ハンディキャップから生まれる力

 

(今日のコトバ)

 

スタートラインを

人より後方にされたから、

ゴールした時、最速のランナーになった。

 

 

差別はない方がいい。

人権では絶対に

守られなければならない。

ただ、まわりを見まわすと、

まったく差別がないという環境はない。

生まれの違いがあって、

金持ち貧乏の格差があって、

身体の差も人の数だけある。

その中で、競争しながら、

人は自分を成長させていく。

だが、この差別を意識した瞬間、

猛然と自分の力を発揮する人がいる。

逆境といえる状況だからこそ、

自分の実力以上のものを発揮する。

特に、立志伝中の人間は、

ほとんど差別との戦いを

越えてきている。

もちろん、立志伝だから、

多少、おおげさな状況設定を

しているかもしれないが、

それでも普通より

ハンディキャップがあったのは

確かのような気がする。

そして、

ハンディキャップのある環境で

生きたことが、強いバネになり、

身に降りかかる困難を越えてしまう。

「普通の人と

同じスタートラインでなかった」

「圧倒的、後方のスタートだった」

「障害物もたくさん用意されていた」

「のり越えるために

しんどい思いをしてきたが、

結局、そのしんどい思いが、

実力をつけるのに

大きく役立った」

そう思うと、

ハンディキャップは、

人に大きな力を与えてくれる。

困難にのり越える力を

与えてくれる。

自分が進化するには、

ハンディキャップも

大きな力になっているのだ。

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