みんなにいい顔は、信頼されない

 

(今日のコトバ)

 

あっちも、

こっちもだと、

どっちも嫌われる。

 

 

 

俗に八方美人といわれたり、

誰にでもいい顔をするといわれたり、

敵味方なくいい人でいようとする。

敵をつくらないでいたい人とか、

面倒くさいことはまっぴらゴメンという人が、

いい人でいることを良しとする。

嫌な人と思われたくないと思っている。

そんな人はたくさんいると思う。

だが、誰にも嫌われたくないという態度は、

実は、少しずつ少しずつ

他人から嫌われていることを忘れてはいけない。

「アイツは意思がはっきりしない」

「あの人は誰にでもイエスマンだ」

「彼は何も考えていない」

「彼女は味方のフリしているだけだ」等々。

ほんとうに少しずつだが、

敵にはならないが、

味方にもならないと思われている。

だから、ここぞという時に

信頼はされない。

少しずつ距離を置かれてしまう。

自分から目線で考えてみるといい。

自分がここぞという時に、

いい顔ばかりしている人を

信頼するだろうか。

付き合いはしても、

勝負を賭ける時に

信頼するパートナーにはなりにくい。

一緒に戦おう、

一緒に泣こうとは思わない。

もちろん、誰もが

信頼のパートナーになる必要は

ないのだから、

まんべんなくいい顔をするのが

わるいという訳ではない。

ただ、自分が勝負を賭ける時、

信頼するパートナーに

誰にでもいい顔をする人は

なりにくいということを

覚えておく必要はあると思う。

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