(今日のコトバ)
完成形は、
未完成の独創性に敗れる運命にある。
完成したものは、
つくり終ったもの。
それ以上でも、
それ以下でもない。
完成した瞬間、
そのものの進化は終わる。
反対に、未完成なものは、
足らない部分がたくさんあるし、
欠陥もたくさんあるが、
まだまだ成長途上。
のびしろがある。
もっといえば、
いま、間違えだと思っていることや
思いつきだったり、
理解不能なことが、
新しい進化のカタチかもしれない。
未完成には無限の可能性がある。
どんな時代も優れたものは、
新しい未完の発想を
カタチにしたものだった。
そう考えると、
未完成であるということは、
喜ばしいことでもある。
新しい芽があるということでもあるし、
のびしろがあるということでもある。
もし、未完成といわれたら
喜んでいい。
まだまだ無限の可能性があるのだ。