嫌いな人も人生の大事なキャスト

 

(今日のコトバ)

 

嫌いな人間は

好きになれないけど、

嫌いな人間がいなくなると、

人生は殺風景になった。

 

 

 

嫌いな人間だけではなく、

いちいち癇に障る人間、

感覚が合わない人間、

うるさい人間等。

好きとはいえない人間が

自分のまわりにいる。

いつもは鬱陶しいと思うのだが、

いなくなってみると、

それはそれで寂しいものになる。

そんな気持ちになったことが、

長い人生、一度ぐらいあるだろう。

「いると面倒くさいけど、

いないと寂しい」という人間。

それはきっと、

人生の中で自分が苦手とする人間も

大切な役割を担っているということ。

必要なキャストとして

機能していることなのだ。

では、なぜ、苦手と思うか。

それは、否が応でも自分の生活に

必要な人だから、苦手になったり、

嫌いになったりするのではないだろうか。

生活に関係なければ相手にする必要はない。

相手にしない人間を、

苦手になったり、

嫌いになることはない。

だから、苦手なあの人も、

嫌いなあの人も、

自分の人生の大事なキャスト。

そう思って、一人一人と

コミュニケーションをとってみると、

違った気持ちで対応できる。

愛しいとまではいかなくても、

かわいいと思えるところも見つかるし、

相手の気持ちも理解できたりする。

生活は、好きなことばかりで

囲まれるわけにはいかない。

苦手な人間、苦手なものも

自分の生活に役割がある。

そのことを忘れていけない。