一生かけて解いてく自分

 

(今日のコトバ)

 

自分。

それは、一生解くことのできない

難問である。

 

 

 

 

生まれてから、

ずっと一緒にいるのに、

よくわからない。

少し正確にいうと、

物心ついた時から、

ずっと一緒にいるのにわからない

自分という人間。

どれだけ成長しても、

どれだけ学んでも、

しいていえば、

自分の傾向と対策はわかる。

性格も、癖も、腕力も、知識も、

ある程度わかる。

だが、そ

れでも状況によって変化する。

穏やかだと思った性格が、

ある沸騰点を越えると、

突然キレてしまう。

その沸騰点がわからない。

癖も非難されることもあれば、

愛されることもあって、

相手の反応で、

自分の気持ちも変わる。

腕力も鍛えている時と

鍛えていない時では、

勢いが違ってくる。

その日、その時の状況で

変わる自分。

そして、答えの出ない自分。

だからこそ、

自分にあきない。

つまり、

人生にあきないということになる。

自分。

この一番身近にいる問題を

一生かけて解いていく。

面白い人生だと思わないか。