自分に誠実であること

 

(今日のコトバ)

 

反省の色って、どんな色だろう。

誰も答えなんていえないのだから、

自分の色で反省すればいいんだ。

 

 

 

「あいつ、反省の色がない!」と

時々、怒られている人がいる。

たぶん、態度に怒られている感が

でていなくて、怒っている相手を

さらに、怒らせてしまっているのだ。

ただ、怒られている感を態度で示すのは

難しい。

感情が顔に出にくい人もいるし、

顔では怒られている感を

出していても、

実際には何とも思っていない人もいる。

だとしたら、

自分のままでいいから、

しっかり反省すればいい。

自分のままで誠実であれ。

自分に誠実であれ。

そこを間違えなければいい。

自分は自分以外の人間になれない。

だからこそ、

自分に誠実であることが

大切なのだ。

 

ライバルほど成長させてくれる目標はない

 

(今日のコトバ)

 

追いつけ追い越せもいいけれど、

人はライバルと並走している時が

いちばん成長している。

 

 

 

人は目標に向かって

邁進する。

目標として追い越すことを考える。

ライバルとして勝つことを考える。

その時の自分の成長ほど

劇的なものはない。

目標が人という明解なものになると、

余計なことを考えず、

ライバルに勝つことだけを

考えれば良くなる。

素直に自分が前進していける。

これほど成長に適した環境もない。

いま、自分が成長できていないと

思ったら、ライバルをつくれ。

そこに成長の芽がある。

そして、まずは追いつくことを考えろ。

まっしぐらに追いつくことだけを考えろ。

そのライバルが強ければ、

簡単に追い抜くことはできない。

それでもいいから、

とにかく喰いついていく。

その意欲が自分を大きく成長させていく。

「目標となるライバルをつくる」

それこそが成長において

もっとも大事なのだ。

後悔が復活への気持ちに火をつける

 

(今日のコトバ)

 

やるだけやって負けた。

それでも残った後悔は、

必ず進化の糧になる。

その後悔は、

その後の人生を後悔させない。

 

 

 

「反省いいが、後悔はいけない」

などという人がいる。

本当にそうだろうか。

人生を振り返ってみると、

猛烈に後悔したことが、

その後の人生の燃料になることが

とても多かった。

もちろん、「あれをしとけば良かった」

「どうしてこうできなかったのか」など

すべてが済んだ後で、足りなかったものを

考えてしまうことはある。

落ち込んで立ち上がれなくなることもある。

だが、時間が経つと「これではいけない」

「もう一度挑戦するんだ」と、

後悔が大きければ大きいほど、

情熱が湧き上がる。

決して、

後悔がワルいことではないと思える。

そして、後悔の後の復活するための

活動が反省というなら、

反省もしている。

ただ、反省の前に

後悔をしたことが大事。

後悔が復活への気持ちに火をつける。

そのことを忘れてはいけない。

外部も、内部も、大切にする

 

(今日のコトバ)

 

感謝や奉仕をスローガンに掲げている

経営者が、

いちばん間違っているのは、

社員に感謝も奉仕もしていないことだ。

 

 

 

 

対外的に素晴らしい発言をしているが、

身内にはまったく発言と異なることを

行っているトップがいる。

例えば、経営者。

社是としては、「感謝」や「奉仕」を

掲げているのに、

その会社の社員を見ると、

とても「感謝」や「奉仕」を

されているように思えない。

その話を聞いてみると、

トップの圧力で酷い目にあっている。

パワハラ等のハラスメントと

いうべき行為が行われている。

いま、そのような状況におかれている人も

いるはずだし、

まわりでもそういう人を

知っている人も多いはずだ。

外面と内面がまったく違う経営者の前で、

いいパフォーマンスが

できるだろうか。

きっと、できないと思う。

だからこそ、トップにいる人は

考えるべき。

「外部だけでなく、内部も大切にすること」

そこに向けて、しっかり行動するのだ。

「目的」から生まれる「夢中」が人を幸せにする

 

(今日のコトバ)

 

ちょっと先の手の届くところに、

「最高」がある時、

人はいちばん幸せな気持ちになれる。

 

 

 

「もう少しだ」

そう思いながらがんばれる時、

人はもっとも幸せを感じる。

「目的」だけに集中して、

「夢中」で邁進できる。

この「目的」があって、

「夢中」になれる時ほど、

人が幸せな状態はない。

人生には、

「目的」はあるけど、

夢中になれない時がある。

さらには、

そもそも「目的」さえない時もあって、

簡単なようだが難しい生き方かもしれない。

ただ、もし、あなたが幸せになりたいなら、

まず「目的」をつくる。

達成できると思える「目的」をつくる。

そして、達成に向けて「夢中」になる。

「目的」から生まれる

「夢中」な時間を楽しむ。

それこそが人生でもっとも幸せな

瞬間。

生きていることを実感して、

自分自身が成長していることも感じる。

人生の至福の瞬間なのだ。

強さは、弱き時代があったことを忘れない

 

(今日のコトバ)

 

ほんとうの「強さ」は

知っている。

昔、「弱さ」という

小さき者だったことを。

 

 

 

はじめから強いものは、ない。

数々の試練を乗り越えて

強くなっていく。

誰もがその構造をわかっている。

だが、不思議なもので

強くなってしまうと、

弱かった頃のことを忘れてしまう。

もっというと、

わざと忘れたフリをする人もいる。

だが、実は、その忘れてしまうことが、

せっかく強くなったものの

弱点になってしまう。

強くなったから、切磋琢磨しなくなる。

強くなったから、威張る材料にする。

強くなったから、違うことを始める。

それらすべてが弱点という弱みになる

可能性を秘めている。

「強さ」

人生は、そこを目指して

がんばっていることもある。

ただ、その「強さ」の下には、

弱き時代があったことを心に

刻んでおく。

「強さ」には、

弱き時代があったことを

忘れてはいけない。

人のおかげで生きている

 

(今日のコトバ)

 

「人のおかげ」から

「人のせい」を引いて、

「人のおかげ」が残っているのが人生。

 

 

 

人と人との関係で

人生は展開していく。

良い展開もあれば、

わるい展開もある。

そして、その時々で、

自分にかかわった人々のことを考える。

「その人のおかげだった」

「その人のせいだった」

いろいろと思う。

ただ、たいていの場合、

人のおかげが

大きく作用している。

人生は、

人の力を借りなければ、

打開できないことがたくさんある。

反対に、

自分が誰かの力になれることなど

少ししかない。

トータルで考えると、

どんな人も人のおかげで生きている。

いま、生きる状況がよくなくて、

自分の非力を人のせいにしている人も、

よく考えた方がいい。

それでも、人のおかげで生きていることを。

そして、よくよく思い返せば、

自分のまわりに

人のおかげがたくさんあることを。

人生は、人のおかげでできている

といっても過言ではない。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

 

人間は、希望の化身

 

(今日のコトバ)

 

どんなに年をとっても、

全盛期はまだ先にある(と思っている)。

口に出すのが恥ずかしいから、

黙っているのが大人です。

 

 

 

年をとれば、

すべてが枯れてくる。

特に、体力は自然に落ちていく。

体を鍛えるという抵抗をしないと、

加速度的に衰えていく。

人はみなしかたないと思っている。

だが、年を重ねてみて

わかったことがある。

この先の人生に

「まだいいことが起こる」という

希望は若いころと変わらず

持ち続けるということを。

個人差はあると思うが、

誰もが年をとっても

この先の人生に希望を持ってる。

きっと、命果てるまで

人生の希望を持つ。

まさに人間は、

希望の化身。

一生という長い時間、

常に、人生のどこかに希望がある。

大人は、「希望、希望」というと

恥ずかしいから、

少しひかえめになるが、

それでも希望を持っている。

それが、

人間のもっとも素晴らしいことの

ひとつだと思う。

 

言葉は人を理解する最高の材料

 

(今日のコトバ)

 

気持ちは、

口にした言葉に支配されていく。

 

 

 

人の心はわからない。

気持ちなんて、尚更わからない。

ただ、その手掛かりはわかる。

言葉だ。

その人が口にした言葉は、

心の使者であり、

気持ちのメッセンジャーだ。

まわりの人は、

言葉をたよりにその人を知る。

もちろん、心や気持ちと言葉が

一致していないこともある。

だが、言葉は人を判断する最高の材料。

もっというと、

人はその人の発した言葉に支配されていく。

そう考えると、

たかが言葉だが、されど言葉。

言葉は本人を想像させてしまう。

言葉は本人をつくってしまう。

そのことを理解して生きていかないと、

誤解を生む。

誤解を生まず、

自分を正しく理解されたいなら、

言葉を大切に使う。

自分の心や気持ちと

ブレない言葉を使う。

そう生きるべきだ。

準備は生き物

 

(今日のコトバ)

 

準備に完成はない。

準備は日々更新されるものである。

 

 

 

チャンスは準備をしている者に

降臨するという。

しっかりと準備をした者が

チャンスを捉える。

たしかに、

準備という名の用意だったり、

スキルアップだったりができた人は

チャンスを上手に捉えている。

ただ、この準備に終わりはない。

どこかで、「これでいい」と思ってしまうと、

準備が遅れてしまう。

極端にいえば、

昨日まで準備が完了していても、

今日は、また準備を

し直さなければならない。

準備は更新していかなければ

ならないのだ。

だから、

準備する意識を持って

切磋琢磨する。

そこを忘れてはいけない。

準備は生き物。

止めたとたん、

準備は未完成に終ってしまうのだ。