相談は、お腹の満たされている時に

 

(今日のコトバ)

 

腹をみたさなければ、

腹を割って話せない。

 

 

 

上司に相談をしにいく時、

「昼飯の後にしよう。

その方がスムーズに話しが進む」

といって、昼食後に話しに行ったのを

思い出す。

午前中のお腹が空いている時間だと、

難しい顔になったり、

イライラしたりしていて、

ダメ出しされることが多かった。

反対に、昼食後、

お腹が満たされている時間に

相談に行くと、案外、

すぐにOKが出ることも多々あった。

極端なケースのようだが、

そんな上司が結構な数が

いたことは確かだ。

全体的な傾向としても、

昼飯前の会議は

シリアスになることが多った。

よく考えてみると、

自分においても

そうだったかもしれない。

午前中の会議では、

「それば違う、もう一度考え直そう」

といっていたのに、

昼食後はすんなりと

判断を下した気もする。

実は、これらは、

本人の能力・思考ではなく、

お腹の空き具合が

大きく影響しているのではないか。

人間の行動学的とか、医学的、

栄養学的とかはわからないが、

かなりの確率で、

昼食後の会議の方が判断が早く、

スムーズに進む。

もちろん、例外はある。

いつ行っても面倒くさい人はいるし、

判断の早い人もいる。

だが、おおむね大事な相談は、

お腹が満たされている時にすべき。

意外に当たっていると思う。