(今日のコトバ)
この一秒を縮めるために三年かかった。
そして、この一秒を縮めることを進化という。
たった一秒のために、
たった一センチのために、
たった一グラムのために、
アスリートは命を懸けている。
オリンピック選手なら、
人生のすべてを懸けて、
この戦いに挑戦しているといっていい。
実は、この「たったへの挑戦」は、
人間という生きものすべてのテーマでもある。
毎日生きてる人も、
毎日働いている人も、
けして、一日で劇的に進化するわけではない。
アリの行進のように、
少しずつ、少しずつ進化していく。
昨日と今日では何も変わらないかもしれない。
だが、今日と一年後では、
圧倒的な差が出る。
その差のことを進化という。
誰もがその進化を目指して、
日々を生きている。
そのことを忘れてはいけない。
人間は、少しずつ進化する生きもの。
すべての進化は少しずつなのだ。