(今日のコトバ)
夢は、一生引退しない。
「年をとると、
若い時より欲はなくなる」
ほんとうにそうだと思う。
食欲ひとつをとっても、
昔のように食欲はわかない。
それ以外のいろいろな欲の量も、
少しずつ減っている気がする。
ただ、だからといって、
夢が無くなっているかというと、
そうでもない。
子供の頃のような壮大な夢ではないが、
それでも夢はちゃんと持っている。
年相応の夢を持っている。
「楽しんで暮らすために」
「健康に生きるために」
「完結させたいものために」
「家族のために」等。
夢としては現実的かもしれないが、
「こうなったら幸せだ」と
思う未来はある。
だから、人間なのかもしれない。
人間という生きものは、
他の生きものと違って、
笑ったり、
泣いたりできることがあるという。
それと同じように、
夢を見続ける生きものも、
もしかすると人間だけかもしれない。
そう思うと、人生、
いつまでも夢を追っていい気がするのだ。