(今日のコトバ)
遅くまで時間がかかったのは、
人生の財産を
たくさん積んできたからです。
なかなか芽がでない人がいる。
遠まわりをして
たどり着くのが遅い人がいる。
不器用でひとつの習得に
時間のかかる人がいる。
だが、何年か、何十年かすると、
しっかりとした足取りで
先頭集団に追いついてしまう。
そんな人を何人か見たことがある。
「昔はたいしたことなかったんだよ」
などといわれながら、
トップにふさわしい実力を備えている人。
苦しい思いも、
悲しい気持ちも、
痛い目も知って、
それらをすべてクリアしてトップに立っている。
まぐれとか、コネとか、いんちきではない。
時間は遅かったけれど、
その時間を実力を身に着けるために
使ったのだ。
遅れてきた実力者。
この実力者ほど、強く、
嘘のない人はいない。
戦う相手としてはやっかい。
味方にするには頼もしい。
本物の実力者。
仕事をするなら、
そんな本物としたいものだ。