笑いのそばに、病いは寄りつかない。

(今日のコトバ)

 

大笑いする、これ自然の抗生物質です。

 

 

 

元気に生きていくためには免疫力が必要だ。

人は食事や睡眠、体力づくりなどの習慣で、その免疫力をつけていく。

ただ、どんなに健康に留意してみても不愉快な気持ちが

毎日続いていたら、免疫力が高まるだろうか。

少なくとも、やる気はそがれ抵抗力は低下していくと思う。

だとしたら、気持ちよくなる手段をもっていなければならない。

てっとり早いのは、大笑いすることだ。

いつでも、どこでもできる。

笑わせてくれる人、笑ってくれる人、

笑える本、笑えるテレビ、笑えるラジオなどを

必需品として常備しておけばいい。

健康を維持するための簡単な準備。

政治家も、公務員も、会社員も、学生も、幼稚園児も、赤ちゃんも、

ポーカーフェイスも、ニヒリストも、嫌な奴も、怖い人も、生意気な人も、

プロレスラーも、陶芸家も、バイオリニストも、あいつも、こいつも、

笑いを懐にもて。すぐに表情から発散できるように。

笑いのそばに、病いは寄りつかない。

自分のソリューションで支えてあげる

(今日のコトバ)

 

自分の武器を差し出して、

相手の気持ちを思いやれ。

 

 

 

ほんとうの優しさって何だろう。

それは、自分のもっている強さを

相手にいかに提供できるかではないだろうか。

強さといってもケンカが強いことではなく

(時にはその強さも必要だが)、

親身になって考えてあげる、困っていることを

解決してあげる、何かものをあげる?などの

自分のできるソリューションで支えてあげることなのだと思う。

みんな何かに困っている。

だから、自分のどこかにある武器で助けてあげる。

一人で武器を撃ちはなすだけでは、

宝の持ち腐れだと思う。

実績に裏づけされた勇気

(今日のコトバ)

 

後押しは自分ではできない。

自分の実績にしてもらうのだ。

 

 

 

誰かのアドバイスで背中を押された。

そういうこともある。

何かをヒントに一歩が踏み出せた。

そういうこともある。

まわりムードにのって前へ出た。

そういうこともある。

みんな他力に後押しされて何かにチャレンジする。

そういうことは正しい。

では、自力だったら何に後押しをしてもらえればいいか。

それは、実績ではないだろうか。

いままでの経験の中で、できたことをイメージして、

できると確信すればスタートは切れる。

新しい何かにチャレンジできる。

実績に裏づけされた勇気が、

すごい勢いであなたをアシストしてくれる。

さあ、自分の中の実績を探し出せ。

準備はいつでもできるのだ。

楽しんでいる人だから努力できる人

(今日のコトバ)

 

いくらやっても疲れないこと、それが才能だ。

 

 

 

ギターを何時間弾いてもあきない。

ボールを追いかけることが楽しくてしかたない。

パソコンにむかって長時間文章が書き続けられる。

疲れを忘れて、ひとつのことに熱中できること。

それが才能の判定基準だ。

スポーツでも、音楽でも、文学でもいい。

あきない、疲れない、楽しいの三拍子揃ったテーマがあれば

その分野を徹底的に追求しよう。

「好きなものは努力する」というけれど、

「好きなものはあきないで楽しめる」ということなのだ。

松井秀喜も、イチローも、中田英寿も、

みんな自分の分野を楽しんでいる人だから努力できる人なのだ。

さあ、あなたがあきないもの探してみよう。

魂こそが素顔の自分

(今日のコトバ)

 

ゆずれないものの中に、魂がある。

 

 

 

魂と心の違い。それは、不動か動かの違いだといえる。

「その人の魂が」といった時、その人の信念ともよぶことができ、

ふらつくことなく貫き通す人間の思想ともいえる。

逆に、心はよく動く気持ちの様子だ。

「あの人の心模様は」とか、「女心と秋の空」とか、

ころころ変わってしまう代名詞によく使われる。

なにも心を引き合いに出すことはないのだが、

少なくとも魂は心と違って、一度決めたことを曲げない気持ちの様子だ。

だとすれば、自分の生きていく中で、

これだけはどうしてもゆずれないものに、魂が宿っているといえる。

そして、その魂にはすべてを脱いだ自分がいる。

つまり、魂こそが素顔の自分なのだ。

直線距離の解決法

(今日のコトバ)

 

前進していけば、難問は解けていく。

どんな時でも、前進、前進、また前進。

 

 

 

日々、生きていく中で、どうしてこんな難しい問題に

ぶちあたるのだろうと思う時がある。

その時、どのように解決してきたかと考えたら、

方法論はひとつ。高いモチベーションで

前進していくことだったりする。

ひとつクリアすれば芋づる式にできてしまうものもある。

ダメを繰り返していくうちにダメのダメな部分に気づいて

課題を解決してしまうこともある。

誰かの手に助けてもらって、答えをみつけることもある。

「あれはやらない方がいい」と思ったことを、やらないと判断。

勇気をもって撤退という前進を選ぶ場合もある。

案外、成功者はこの選択に勘が働くのではないか。

とにかく、何事にも本気の姿勢で立ち向かい、

どこへいくのかを決め前進していく。

原始的だが、一番直線距離の解決法かもしれない。

進歩はビッグマウスから

(今日のコトバ)

 

でっかいことをいってみて、

一歩一歩進んでいく。

それが進歩。

 

 

 

目的にコツコツ進んでいくのもいいけれど。

進歩という進化をみせるには、

大きな宣言をして、みんなに目的を理解させ、

注目を集めながら一歩一歩歩み続けることも、

ひとつの方法だ。

プロの選手がファンやサポーターの声援で、

未知の力を発揮する。

プロならずとも、応援してくれる誰かがいる限り

高い山を登りきろうとする力がわいてくるはずだ。

また、宣言をしてしまったため、

世間の厳しい目が自分の甘えを払拭してくれることもある。

ビッグマウスに自分の目的を宣言する。

それは、進歩へのでっかい一歩なのだ。

表情で相手を歓迎することから

(今日のコトバ)

 

顔が鎖国しているから、

あの人が入国できないんだ。

 

 

 

コミュニケーションの第一印象は、顔である。

笑顔で向かい入れてくれようとする人を、どうして怒れよう。

つきあいが始まって、何か問題があってもめることもある。

けんかすることもある。でも、それは心が開かれた後の話。

まず、新しい絆をつくりたいと思ったら、笑顔が必要だ。

表情が相手を歓迎すれば、相手もあなたを歓迎してくれる。

すべては、そこからスタートする。

そして、そのスタートの数が多いほど人生は豊かになるはずだ。

長い人生の道の休憩所

(今日のコトバ)

 

ずっと黙っていると、

心にいいたいことがたまりすぎて、

心が動かなくなる。

 

 

 

寡黙とか、無口とか、けして悪いことではないけれど。

「沈黙は金」などとというけれど。

花田のお兄ちゃんは黙っているから賢いというけれど。

ほんとうは、しゃべらないと人生の余分なものが心にたまってしまう。

余分なものが心にたまってしまうと、

喜怒哀楽を感じる心が動かなくなってしまう。

しゃべることは、一番簡単なストレス発散法。

その日一日のつらさは、仕事帰りの飲み会で、友人との長電話で、

喫茶店でのバカ話で、思いっきりしゃべってしまえば、

スッと消えてしまったりする(人の悪口には気をつけて)。

あんまりカッコつけずに、力を抜いて、

ストレートに気持ちを伝えられる。

そんな人や時間をもつことは、

長い人生の道の休憩所をもつことになる。

さあ、自分の心の扉を開いて、気分良くしゃべろう。

人生の埋蔵金がある限り

(今日のコトバ)

 

ひとりひとりの「いままで」という財産は、

ものすごいダイヤモンドだ。

 

 

 

戦いにのぞむとき、力を試されるとき、

人は自分の力量が不安になって、

プレッシャーという名の大津波にのまれてしまうことがある。

人は敵の幻想におびえて、

緊張感という血液の上昇に足元が見えなくなってしまうことがある。

でも、どうだろう。挑むのは自分で、

戦いの日だけで劇的に変わることはあまりない。

しかし、生まれてからその日まで培ってきた自分の中の財産は、

けして少ないものではない。いや、膨大な宝の山だ。

その人生の埋蔵金ある限り、人生の貯蓄がある限り、

戦える。負けることや苦戦することがあるかもしれない。

だが、立ち直れなくなることは絶対にない。

だって、いままで生きてこれたのも大変な道のりだったのだ。

人は全部覚えているとつらくなるから、

ほどよく忘れてしまう装置を内蔵している。

その忘れてしまったつらいことに最強の経験がつまっている。

追い込まれれば、からだが自然に思い出す。

自分を信じろ。これまで生きてきた力で自分新記録を更新しよう。

人は、強い精神をもった生き物なのだ。