(今日のコトバ)
万全な体制をみせると、
敵はグラグラ揺れてくる。
相手のメンバーを前にしただけで、
ビビリ、自分を失い、思うように力を発揮できない。
戦わずして負けてしまう。
相手が大きくて、強そうで、恐怖心で手も足もでない。
そういうこともある。
だが、反対に自分自身の準備が足りなくて、
相手が大きくて、強そうで、手も足も出なくなるというのが、
本当のところだと思う。
自分や自分達が万全な準備をし、
どのような状況でも対処できる自信があれば、
不安は最小限に食い止められる。
人によっては、本番前に強度の緊張に追い込まれることもあるが、
こういう人は、はじまってしまえば時間が立つほどに、
実力を発揮し最高のパフォーマンスをする。
心配はいらない部類の人だ。
だから、戦いの前には最善のトレーニングで準備を完了しておこう。
大人が子供と戦うとしたら恐怖感がないように、
自信があればグッド・パフォーマンスができるのだ。
夏の甲子園は早稲田実業が初優勝した。
今大会は、予選から逆転につぐ逆転で観客を魅了。
そして、決勝戦も球史に残る再試合という熱戦が行われた。
早稲田実業、駒大苫小牧ともに万全の準備をしての戦いだったのだろう。
できれば、両校優勝にしてあげたいぐらいだ。