(今日のコトバ)
みんなギリギリで生きている。
がんばってギリギリから離れようとして生きている。
社会人が会社を辞めてしまったら。
会社が倒産してしまったら。
肉親がいなくなってしまったら。
あるべきものが突然なくなってしまったら、
人は突然、瀬戸際まで追い込まれる。
経済的な問題なことばかりではなくて、
精神的な問題も厳しい状況になる。
みんな普通の顔して生きているけれど、
一歩間違えはまったく変わった人生がはじまってしまう。
だからこそ、人は厳しい状況にならないよう蓄えをもったり、
人との繋がりを大切にしているのだ。
そして、この「蓄え」と「繋がり」こそが社会の原点だったりする。
いま、時代が人間関係や社会構造を複雑にしているけれど、
基本を考えるとこの二つにつきる。
いま、自分のまわりで何かが上手くいっていなかったら、
この原点に立ち返ってみよう。
原点さえおさえれば、人生は普通に動き出す。
簡単ことだが、この原点を堅持することによって、
ギリギリの人生から、ゆとりの人生を手に入れているのだ。