(今日のコトバ)
クレージーを捨てるな。
誰かがそのクレージーを天才とよぶまで。
最近は少なくなったいい意味で狂っている人。
モハメッド・アリのビッグマウスは、
世界レベルでセンセーショナルな発言だった。
長嶋茂雄だって、あの天才だって、何いっているかわからない
長嶋語で大衆の心をつかんだ。
矢沢永吉の登場も、テレビの放送コードなるものから逸脱し、
沢尻エリカなんて比にならないツッパリぶりだった。
いい意味で狂っている、つまりクレージーな人は、
卓越した才能とともに自分だけしか使えない言葉を持っていた。
きっと、そのクレージーな人たちは、子供の頃から
クレージーの片鱗があったのだが、
けして、クレージーを矯正しようとせず、
大人になるまで、芸になるまで、継続し続けたのだ。
誰もが天才ではない。そんなことはわかっている。
だが、自分のもっとも先鋭的な機能を徹底的に磨く。
そのことで、クレージーとよばれるのならば、
クレージーは最上級のほめ言葉なのではないだろうか。
(トピックス)
興毅が全面謝罪、父史郎氏は辞任
WBCフライ級タイトルマッチで反則を繰り返した亀田大毅らが
ライセンス停止処分を受けた問題で、協栄ジムは26日午前9時から、
父で元トレーナーの史郎氏、大毅と兄の亀田興毅に対する処分発表の記者会見を開いた。
史郎氏は25日夜に協栄ジムの金平桂一郎会長に電話連絡して辞任を申し入れ、
受理された。大毅は同会長が面会して厳重注意する。練習再開の条件として、
あらためて謝罪会見を開くことが必要。興毅は3カ月間の試合自粛の処分となった。
どうなる亀田三兄弟。
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