(今日のコトバ)
借りるって、人を昔に引き戻すんだ。
人は今を生きている。
過去でも、未来でもなく、今を生きている。
ただ、人に何かを借りてしまうと、
その借りた記録の過去に引き戻されてしまう。
いくら偉そうなことを言っても、
結局、人に迷惑をかけていることになる。
もちろん、銀行などのローンを利用したり、
学資、車など必要なローン、認められて借金もある。
だが、人から借りた利子のないと思っている借金ほど怖いものはない。
借りた本人はともかく、貸した人は絶対に覚えている。
借金を返さない人をきっちり記憶している。
しかし、人間関係が近すぎると返せとは言えなくなる。
と、どうなるか。貸した金額にもよるが、
貸した人間は借りた人間と距離をおく。
信用もしなくなるし、次に救いの手を求めても、
もう貸すことはしなくなる。
金の貸し借りは、人間関係を一気に悪循環にする。
だから、人間関係に金を持ち込むのはやめよう。
そこに関係破たんの因子は生まれている。
それ以上に借りた人間は評判を落とす。
金より大事な人を失うことになる。
金を甘くみていると、痛い目に合ってしまうのだから。
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