(今日のコトバ)
上手の上をいくもの。
それは、下手を極めたもの。
癖とか、不器用とか、不得意とかの中にも鉱脈はある。
得意なものが武器になるのはわかる。
ただ、癖として考えられいるもの、不器用で下手な部類なものも
人生の重要な武器になる。
スポーツ選手でも俊敏ではないが、頑丈な人がいる。
格闘技やラグビーのような種目では、
当たり負けしない体も必要。
少し瞬発力に欠けるが、体が強い人はたくさんいる。
ボクシングでも、基礎を無視して変則スタイルのボクサーが
王者になることがある。
また、勉学でも教えられるとすぐ理解できる人もいれば、
わからないから繰り返し習って自分のものにする人もいる。
どちらのパターンでも勉学としては素晴らしい結果を出している。
もっといえば書くのが上手な記者でも、
人に話すのが下手な人がいる。
つまり、話すのが下手だから、書くことが上手になった人もいるはずだ。
だから、自分の鉱脈はどこにあるかわからない。
得手不得手、どちらが自分の人生を決定づけるかわからない。
自分の能力を信じて、目の前のチャンスに飛び乗って、
自分を調べる。そこに力を入れれば、
幸せな人生にめぐりあえる。
自分の能力を信じるのだ。
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