(今日のコトバ)
好きなものを嫌いにならない幸せを、
大切にして生きていこう。
好きなものを突きつめるがあまり、
だんだんあきてしまって嫌いになってしまう。
あるいは、好きだったのだが、
何かボタンの掛け違いのようなことが起こって
嫌いになってしまう。
かわいさ余って憎さ100倍ではないが、
好きから嫌いを超えて、憎しみに及ぶこともある。
ただ、この嫌いなってしまう気持ちは、正直、もったいない。
好きだったのだから、少なくても自分と波長があったり、
自分の志向にあってる部分があるはずだ。
それらを嫌いになってしまうと、見向きもしなくなる。
避けて生きてしまう。
人生にとっては不愉快な気持ち、不愉快な時間が生まれてしまう。
そう考えると、好きなもの、好きだったものを、
嫌いにならないで生きることが必要だ。
それには、まず、距離が大切になる。
好きだからといって、いつも好きなのものの至近距離にいると、
あきてくることもある。
おいしくても同じものを毎日食べたら、
おいしいとは思わなくなる。
また、好きだからこそ、好きなものに気を遣ってあげる。
好きになると依存がはじまり、
過剰なサービスを要求することがある。
過剰なサービスこそ、好きなものにとっては、
いい迷惑なのだ。
いま、好きなものといい関係にある人は、
好きなものを大切にすることを忘れてはいけない。
忘れたところから嫌いがはじまる。
好きなものこそリスペクトが大切なのだ。