がむしゃらを忘れない

(今日のコトバ)

 

未熟は、全力疾走してこそ円熟の牙城を崩せる。

 

 

 

何事にも修業期間はある。

技が身についていなくて、

ツボがわからなくて、

動作が不自然で、

上手にできないことが多い。

ただ、その期間でも本番を

要求されることはある。

自分の思い通りでないタイミングで

本番はやってくる。

キャリア不足でも、

超ベテランに

挑まなければならないこともある。

その時、武器になるのは何か。

当然、技では勝てない。

ならば、とにかく前へ進もうという

がむしゃらさではないだろうか。

このがむしゃらさは、

時に勢いを生む。

勢いがつけば、

自分の実力を超えた力が湧いてくる。

圧倒的実力差、絶対的不利な状況も、

想像を超えた力で勝てるかもしれない。

100回やって、1回かもしれない。

善戦健闘で終わるかもしれない。

だが、どうせ格上に胸を借りるなら、

がむしゃらに向かっていく。

当たって砕けろの気持ちで、

全力を尽くす。

その精神をいつも心の先頭に持っていたい。