臆病がリスクヘッジしてくれる

 

(今日のコトバ)

 

臆病は、人生を救う唯一の病だ。

 

 

 

臆病だから、冒険できない。

立ち塞がる危機に

挑んでいけない。

後ずさりする。

キョロキョロ様子を見て、

危機回避をしようとする。

ネーミングとしても、

あまりカッコよくない。

ただ、生きていくために

この臆病という病は、

ものすごい力を発揮する。

力というよりは、

安全に生きるために

心をコントロールしてくれる。

臆病の持つビクビクした気持ちが、

無謀に飛び込んで

大けがをするようなことを

回避させる。

出来事が起こるたびに

リスクヘッジをかけて

考えるようになる。

勢いよく前進しない変わりに、

傷つくことも最小限に抑える。

人生を考えた時、

いいことばかりではないが、

生きていく上では大切な機能。

よくサッカーなどのスポーツでも、

攻撃型のチームより守備型のチームが

強かったりする。

人生も同じように

守備的に生きる時、

臆病は機能する。

だからこそ、臆病も大事にする。

生きるために必要なことだ。