(今日のコトバ)
いつも隣にいてくれる人より、
大きな世界はない。
側にいる。
横にいる。
振り向くといる。
あたりまえに隣にいる。
その人は自分にとって、
かけがえのない人だし、
人生に大きな比重を占めている。
大きな世界といっていいかもしれない。
ただ、そんな大事な人を、
時に軽んじてしまう。
近い分、うるさいと怒ったり、
疎んじてしまうこともある。
大事なものもあたりまえになると、
ぞんざいに扱ってしまうのだ。
でも、考えてみよう。
一生という長い時間を、
いちばん長く共有する人を
大事にしなくて、
誰を大事にするのか。
どこかに理想の人間関係があって、
そちらの方がいいと思うことはある。
だが、その理想の関係の
舞台裏は知らないし、
関係がないから痛みも伝わらない。
理想という空想を愛しているだけなのだ。
そう考えると、
いつも隣にいてくれる人は大事。
どんな関係より大切。
隣にいてくれる人の
価値を忘れてはならないのだ。