(今日のコトバ)
言葉は、
発した人の人柄で
ブランディングされていく。
同じ言葉でも、
発する人で伝わり方が違ってくる。
例えば、信頼感のある人が発すると、
重みがあり、耳に残り、
言葉の意味を越えて、
その人の人間力までもが伝わってしまう。
嘘つきだとわかっていると、
はじめから言葉の意味などを考えたりせずに、
たぶん言葉の意味の裏側を考えてしまう。
軽く生きている人は、言葉が軽く感じ、
理屈ぽい人は、言葉が理屈に思える。
すべて言葉は、人によって変わってしまう。
言葉には意味がある。
辞書に正しい意味が書いてある。
だが、言葉は人を通じて発せられた瞬間、
辞書の言葉を越えた意味を持つ。
使い手の人が言葉に意味を付加していく。
そのことを忘れはいけない。