勝ち負けをどう財産にするか

 

(今日のコトバ)

 

勝った先には、

花が咲いていく。

負けた先には、

根がはっていく。

 

 

 

若い頃は、

勝負は勝つことがすべてだと

思っていた。

事実、勝ちばかりにこだわり、

負けるとすべてを

失ったような気になっていた。

だが、年をとると

勝つことばかりが

すべてではないと

思うようになってきた。

勝つことは、それはそれで

素晴らしい。

気持ちもいいし、

ポジティブにもなれる。

夢や希望が

近づいてくる気もする。

半面、勝ってしまうと、

そこから先に進まないこともある。

「これでいい」と思ってしまう

自分がいることに気づく。

つまり、勝ってしまうと、

進歩がなくなる。

反対に負けてしまうと、

いい意味で反省をする。

「なぜ負けたのか?」

「どこに問題がある」

「違う方法を考えよう」等。

大人になると、

負ける場面、

屈辱的な場面に多々遭遇する。

そのたびに、落ち込むだけではなく、

負けを財産として、

次にどうするかを

考えるようになる。

だから、勝ちがいい、

負けがワルいとはいえなくなるのだ。

いい方を変えれば、

勝ちには勝ちの良さがある。

負けには負けの良さがある。

どちらも、自分次第で

自分の財産に代えられる。

次の自分の人生に

どう生かしていくか。

勝った、負けたより、

そのことが自分にとって

大きなことになるのだ。

 

 

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