(今日のコトバ)
後ろに下がったのは、
逃げたのではない。
壁を乗り越えるために
助走距離をとったのだ。
大きな困難があり、
どうにも前へ進まない。
体当たりしても、
知恵を絞っても、
成果が出ない。
後退しているようにも感じる。
そういう状態になることは
誰でもあると思う。
だが、考えてみると、
上手くいかない状況でも前へ進むために、
あらゆる努力を続けている。
何とか突破口を探している。
決して後退しているのではなく、
前へ進んでいるはずだ。
成果として見えてこないだけなのだ。
そいう状況の時は、
こう考えたらどうだろう。
壁を乗り越えるために、
助走距離をとっている。
あるいは、高く飛ぶために
深く腰を沈めている。
そう考えれば、
あせることはない。
人は、いち早くに結果が欲しい生きもの。
停滞しているようでも、
心のどこかで前進している。
そう思いながら、
何度も、何度もトライすれば、
壁は乗り越えられる。
継続していくことを忘れないことだ。