人間は希望の化身なのだ

 

(今日のコトバ)

 

人間にとって

希望は標準装備されているが、

絶望はオプション。

使わなければいいだけの話だ。

 

 

長く生きているとわかることがある。

生きている間、

いつでも希望がついていると。

希望の大きい小さいはあるが、

生きているどこかに希望がある。

誰もが振り返ってみればわかる。

何でもない普通の日でさえ、

おいしいものを食べたいとか、

どこかへ遊びに行きたいとか願う。

風邪などの病気の時でさえ、

「早く治りたい」と願う。

もっと大きな夢のような希望だってある。

愛を成就したいという気持ちだってある。

生きていて希望がなかった日などはない。

反対に、絶望を感じるのは、

まれにしかない。

不幸になって苦しくて、

絶望を感ることはある。

ただ、絶望を長く感じるかというと、

どこかで何かの目標ができた瞬間、

一気に消えていってしまうもの。

もっというと、

絶望と思える状況でも、

意識して絶望だと思わなければ、

絶望という気持ちを

回避することもできる。

そして大切なのは、

絶望という気持ち、

絶望という状況にあっても、

希望は失われない。

絶望の裏、

絶望の横、

絶望の片隅などのどこかに

希望がある。

そう考えると

希望は、人間に

標準装備されている。

人生は希望と生きているといっていい。

自分の人生を希望が支えてくれる。

人間は希望の化身なのだ。