解決したから生きている

(今日のコトバ)

 

今日のこの日まで、

あなたは人生全勝で生きてきた。

 

 

 

いま、生きているということ。

それだけで、あらゆる困難、挫折を乗り越えて、

この時代に存在していることになる。

考え始めたら、苦しいこともたくさん思い浮かぶ。

悲しいことだって相当あったはずだ。

もちろん、楽しいことも、嬉しいことも、

数限りなくあったとは思うが、

不幸だってあれやこれやあなたは直面した。

でも、いま、生きている。

完全に不幸を退治したとはいえないとしても、

いま、辛いこと、苦しいことを抱えているとしても、

それらを解決し、あるいは解決しようとして生きている。

それは、人生のすべての出来事に対して、

自分自身で決着をつけてきたに他ならない。

表現が正しいかは別として、あなたは

自分の人生に勝利してきたのだ。

もし、あなたが絶望したり、失望したり、自身を失っていたら、

越えてきた苦しみ、悲しみを思い出してみよう。

もっと辛かったこと、もっとキツかったことがあったはずだ。

その時、あなたはひとつひとつ解決してきたはずだ。

生きている以上、すべての問題に勝ってきたのだ。

心配ない。自分の強さを信じて、自分の弱さを認めて、

前進んだり、後ろに下がったり、まわり道したり、

より道したりしながら、解決方法を探そう。

どこかの扉が開くから。どこかに道が見つかるから。

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

早明戦、早稲田勝利、6年連続全勝優勝。

 

ラグビー関東大学対抗戦、早稲田対明治が国立競技場で行われ、

43ー21で早稲田が勝ち、全勝優勝した。清宮監督が去って、

今年の早稲田は真価が問われたが、問題なく実力を発揮した。

これからは、ラグビー復興のために新しいスターと、

世界に勝つためのラガーマンを大学ラグビーから輩出してほしい。

 

 

 

フジテレビ 「もう惨敗は嫌だ!日本サッカー再生計画」

 

ワールドカップ・ドイツ大会の日本惨敗の総括がとうとうされずに

今年を終わろうとしている。ジーコの「日本人は身体能力で劣った」

という解決にはほど遠いコメントだけが、記者会見から発表された

だけだった。テレビ、新聞をはじめマスコミも、敗北の原因と今後

の強化について特集を組むことがなかった。オシム監督発表と共に

「考えて走る」という概念が日本サッカーの新機軸になってしまっ

た。だが、ほんとうにそうだろか。例えば、FW論だって、得点を

とらないでも守備をすればいいのか。身体能力で劣る日本人が走る

サッカーで、体力の消耗激しいワールドカップを戦いぬけるのか。

課題は山積みのような気がする。

そんなことを考えていたところフジテレビが「日本サッカー再生

計画」なる番組を本日放送する。内容は・中山雅史が語る世界の

FWと日本FWとの違い・風間八宏の個の力をのばすスペシャルト

レーニング・常識を変えたセクシーフットボール野洲高校・永遠の

ライバル韓国の仰天サッカー教育論・未来を担う力などで構成され

る。興味深い特集である。ワールドカップ南アフリカ大会へ、日本

国民が熱く燃えられるためにも、このような番組で分析をすること

が、急務であると思う。もちろん、日本サッカー協会も勝つための

ビジョンを示す必要がある。

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバー及びその他作品は、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。