美しさの到達点

(今日のコトバ)

 

人間のすることで正しいことは、

すべて美しくなる。

 

 

何も生まれつきのもので美しいとか、美しくないとかではなく。

何かの目的に向けて切磋琢磨し、日々研鑽しているものは、

究極的には美しさにたどりつく。

例えば、スポーツアスリートの一流選手は、どの競技に限らず

美しいフォームをしている。野球も、サッカーも、陸上も、体操も、

理想の体型はあるにせよ、最高峰に近づくほど、

美しさを表現しはじめる。未熟な人ほど、美しさと縁がない。

芸術家だってそうだ。極めれば極めるほど、美しい作品をつくる。

芸に達していない人の作品には、美しさが宿らない。

人は、磨き抜くと美しさという到達点に達するのだ。

だとしたら、自分の目的を明確にして美しさを追求しよう。

否、追求したものは自然に美しくなる。

自分の努力が美しいと表現できた時、

人はひとつの目的を成就できるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

ウルトラマンを演出した、名匠・実相寺昭雄監督逝く。

 

 

一昔前の少年たちの夢を創り続け、映画監督しても独特の影のある映像で

ファンを虜にした実相寺昭雄氏が永遠の眠りについた。

作品としては、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、

ウルトラマンタロウ、シルバー仮面などを演出。後半生では、江戸川乱歩の作品の

映画化やエロチックな作品も多く手がけた。

また、著書には、金城哲夫をはじめとする熱きクリエーターたちの物語を描いた

「星の林に月の舟」という傑作もある。

ヒーローもの全盛期の立役者として、大車輪で活躍した監督。

彼らの情熱があったらこそ、日本の子供たちは夢と希望を大きく持ったのだと思う。

 

 

 

 

 

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誇りになる進化

(今日のコトバ)

 

 

1日では進化しない。

だが、365日では進化できる。

 

 

デジタルの時代になったからか。高速社会になったからか。

人はみな結果を急ぎすぎる。

アナログ時代の昭和までは、習練を積んで何年も何十年もかけて、

答えを追い求めたものだ。

パソコンの導入で、あらゆるものが自分の実力ではなくできてしまう。

しかし、パソコンの機能ほど人間の機能は万能ではない部分もある。

パソコンには、いろいろな機能が簡単に情報として知ることができるが、

その情報の元になっているものは、すべて時間をかけて

つくられいてる。一日で簡単にできているものは、それほどないのだ。

だから、もうちょっとガマンして、もうちょっとねばって、

答えを見つけてみよう。想像してみよう。

小手先でないものは、必ず誇りになる。

夢を実現したものは、必ず愛される。

あせらず、あきらめず、明日にむかって。

人は、昨日より進化していく生き物なのだ。

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

阪神・井川、ヤンキース入札。

 

 

ニューヨーク・ヤンキースがポスティングシステムで

メジャーリーグ移籍を目指す阪神タイガースの井川慶を

約29億円で落札したとAP通信は報じた。

これで、井川は松井秀喜とチームメイトとなる。

日本のスターがメジャーにどんどん移籍する。

寂しい気もするがレッドソックス・松坂大輔との試合は、

日本でもさらに話題になると思う。

 

 

 

 

NHK、紅白出場歌手を発表。

 

 

第57回NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表された。北島三郎、和田アキ子、

SMAPなどの常連の他、今井美樹、アンジェラ・アキ、徳永英明、スガシカオ、

DJ OZUMAなどの初出場が決定した。アーティストに文句はないが、

NHK選考基準がよくわからないのが正直な話。全世代に受け入れらる

歌合戦にしたいのだろうが、もう少し大衆にわかりやすい基準があっても

いいのではないだろうか。

 

 

 

 

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大事な部分を忘れない

(今日のコトバ)

 

目先のことに追われないで、

目先の先のことに追われよう。

 

 

ディテールにとらわれていると、

大事な部分が抜け落ちる。

ほんとうの目的に近づけずに終わってしまう。

身の回りのことをキチンとやることも大事だが、

その先にある大きな夢も意識しよう。

そのだけで自分の可能性が広がる。

それだけで自分が大きくなれる。

時々、ものすごくきめ細かい対応ができるのに、

大事な部分を見失っている人は、

自分の延長線にある夢が見えていない気がする。

もし、いま目前の出来事で

がんじがらめになっている人がいたら、

その先に何があるかイメージするのだ。

そして、そのイメージの下に自分を成長させていければ、

大丈夫。自信をもって、余裕をもって生きていけるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

カンナバロ、バロンドール受賞。

 

 

レアル・マドリードのファビオ・カンナバーロが、

今年の欧州最優秀選手(バロンドール)を受賞した。

ワールドカップでイタリアを優勝に導いた鉄壁の守備の

牽引者としての受賞だと思う。ディフェンダーとして

この受賞するのは本当に素晴らしい。

 

 

 

 

 

ビートルズ、トップ10獲得洋楽アーティストNo.1。

 

 

全世界同時発売されたザ・ビートルズの新作アルバム「LOVE」が

今週3位で初登場。通算のトップ10入りは今回で17作目となり、

洋楽アーティスト歴代単独1位となった。ちなみに2位以下は、

マドンナ、ポール・マッカートニー、クイーン、カーペンターズ、

ザ・ローリング・ストーンズと続く。21世紀になっても、

1960年、1970年代のアーティストが上位を独占している。

あの時代の音楽は不滅である。

 

 

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逃げる、避ける、戦う姿勢

(今日のコトバ)

 

壊されたら、壊し返すこともできないんだ。

 

人の心だって、一度壊れたら、完全に元には戻らない。

かなりの部分まで修復できても、すべての機能が元に戻ることはない。

できれば壊れることなく、完全な状態を維持したい。

とすれば、壊れないように生きることが大切だ。

人が壊れるとき、それは、人からの圧力があるとき。

原因は様々だけど、怖い相手、嫌いな相手、悪い相手が介在して、

その人間によるプレッシャーが一番だと思う。

解決するならば、プレッシャーから逃れればいいはずだ。

ひとつは、逃げる。怖いから逃げる。逃げるとによって、気づくと

元のペースで生きていることがよくある。

ひとつは、避ける。嫌いだから避ける。避けていれば、だんだん距離が

拡がり、相手も追ってこなくなる。

このふたつはかなり後ろ向きな選択だ。それもいい。

だが、もうひとつの手として、自分の武器としてもっていなければ

いけないのが、「戦う姿勢」をみせること。

実は相手にプレッシャーを与えてくる連中は、

牙を向かないとわかっている人しか狙わないという習性がある。

おびえた人だからイジメて楽しむという心理がある。

相手にそこにつけこませないのだ。

「やれるものなら、やってみろ」と意志表示をする。

それだけで、自分のかなりの部分は守れる。

「戦う姿勢」は、最大の防御なのだ。

 

 

 

(トピックス)

 

 

香港映画「インファナル・アフェア」を

スコセッシ監督・ディカプリオコンビでリメイク。

 

警察官としてマフィアの潜入捜査を命じられる男と

幼い頃からマフィアのボスに育てられ警察の特別捜査課で

捜査情報をマフィアに伝える男。二人の男の潜入先で息づまる

工作作業と知能戦。何年か前に、久々に香港映画で衝撃を

受けた「インファナル・アフェア」が、リメイクされる。

監督は「タクシー・ドライバー」のマーティン・スコセッシ。

主演はレオナルド・ディカプリオとマット・デイモン。

そして、マフィアのボスにジャック・ニコルソンときている。

公開は来年になるが、素晴らしいシナリオを名匠と名優が

が演じると思うと、いまから公開が待ち遠しい。

なお、リバイバルタイトルは「ディパーテッド」。

 

 

 

 

 

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意識の設定

(今日のコトバ)

 

昨日は美しい。明日も輝いている。

だったら、今日を楽しめばいいじゃないか。

 

 

人は、昨日のことを美しい思い出と呼ぶ。

人は、明日のことを光輝く未来と呼ぶ。

振り返れば美しさがあり、

前だけ見つめれば輝いている。

では、今日は?

今日は、今そこにある現実を突きつけられていて、

身動きができない現在進行形の苦痛だろうか。

そうではないと思う。

確かに、今片付けなければいけない問題は、いつだってある。

ただ、その問題を含めてどう取り組むかが重要であって、

もし嫌々取り組まなければ、仕事をするも、

楽しいことがたくさんある。

「今日、取り組むことを楽しむのだ」

そう意識の設定をすれば、一日は少しだけハッピーになる。

否、ハッピーにしなければいけない。

それに、毎日取り組むものが苦痛だけのはずがない。

基本は、その仕事が好きだからという意識の設定があったはずだ。

イタリアンのシェフになろうとする人が、公務員にはならなかったはずだ。

だから、朝起きたら「今日を楽しむ」と意識の設定をしてしまおう。

それだけで、気持ちが変わる。

毎日毎日、意識の設定をすれば、一年、二年たっていく間に、

本当に今日が楽しくなっていく。

そして、人生が素晴らしい景色に変わっていくのだ。

 

 

 

(トピックス)

 

Jリーグ、優勝争いは最終節へ。

 

浦和レッズ対FC東京のは、0ー0で引き分け。

ガンバ大阪対京都パープルサンガは、3ー2でガンバの勝利。

この結果、優勝争いは浦和レッズとガンバ大阪の最終節で決まる。

今日勝てば自力優勝が可能だったが、石川直宏、馬場憂太、梶山陽平、

今野泰年をはじめとするFC東京の攻守のねばりを崩せなかった。

ただ、浦和レッズは、安定した守備陣とワシントン、ポンテ、

小野伸二、田中達也など豊富な攻撃陣の強さが揺るぎない。

最終節、ガンバ大阪が埼玉スタジアムでどれだけ意地をみせられるか。

ブッフバルト監督と西野監督の采配も勝負の分かれ目になるだろう。

 

 

横浜FC、J1に昇格。

 

J2、横浜FC対サガン鳥栖は1ー0で横浜FCが勝利。J1の昇格を

決定した。三浦知良、城彰二、山口素弘、小村徳男という元日本代表

クラスを揃えたものの、高木琢也監督一年目にして昇格は、

監督力が特出していたといっていいだろう。

来季、高木監督はJ1の強豪チームにどんな戦術で挑むのか、楽しみだ。

 

 

 

 

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心の暖房

(今日のコトバ)

 

寒かったら、人のそばがいちばん暖かいんだよ。

 

人は、寒くなると暖かさを求める。

暖かいところを探して、その中に入っていく。

会社の中へ。電車の中へ。車の中へ。家の中へ。

生活すると同じ循環で暖かいところめぐる。

ただ、場所の問題は誰でも解決できる。

問題は、心の暖かさが、そう簡単には解決できないことだ。

恋愛だけでなく、先輩・後輩、上司・部下、

同僚、親子などの関係が寒くなったら、再び暖かくするのは至難の技だ。

ただ、難しいけれど解決はできる。

たったひとつしかない解決法だけど解決できる。

それは「人の気持ち」だ。

人の気持ちが伝われば、冷たくなった関係に灯がともる。

すぐには暖かくならなくても、灯をあて続ければ時間と共に暖かくなる。

心の暖房は、人だけがつけていけるのだ。

だから、寒かったら、誰かに甘えてもいい。あんまり自分のことを

理解してくれない人では難しいが、少なくとも自分の信頼できる人には、

甘えて、寂しい気持ちを暖めてもらおう。

そして、自分が暖かくなってきたら、

冷えた関係の人に暖かさをもって接してみよう。

時間はかかる。でも、自分に暖かさがあれば、

冷たい人の心もだんだん暖かくなるはずた。

 

 

 

(トピックス)

 

世界バレー男子、2次ラウンド日本勝つ。

 

日本対カナダの2次ラウンドは、3ー1で日本の勝利。

第1セットこそカナダに選手されたが、その後の3セットは

実力の差が出た。男子バレーもいいサーブを相手コートに

打つことができれば、強豪国にも勝てると思う。

後半には世界のトップチームとの対戦が始まるので、

今日、明日でサーブの確率をあげていってほしい。 

さらに、闘将であり、戦略家である植田辰哉監督の采配が、

日本チームの命運を握る。

 

 

 

テレビ朝日ドラマ「氷点」。

 

原作は三浦綾子の同名小説。テレビ番組のコピーが

「氷点~第一夜~妻の不貞、夫の復讐、母のいじめ・・・・

禁断の兄妹愛 日本中が涙した空前のヒット作!!

殺人犯の娘に生まれた私をどうか許して・・・・」

と、すざましい。文学史上に輝くこの作品を、

現代の役者が挑んだ。数奇な運命に立ち向かうヒロイン陽子に

石原さとみ、実の娘を殺した男の子どもと知って陽子に憎しみを

ぶつける継母夏枝に飯島直子、陽子の運命を翻弄するきっかけを

作った夫啓造に仲村トオルらが集結。今夜の第一夜では、

飯島直子が徹底的に石原さとみをいじめまくる。まるで韓流ドラマの

展開のようだ。面白かった。そういえば、韓流ドラマは

昭和40年代の日本のドラマを手本にしているときいたことがある。

明日の第二夜が楽しみである。

 

 

 

 

(kotobaz感動本店2)

 

ビリー・ジョエル、8年ぶり日本公演。

 

もう懐メロになってしまうかもしれない。絶頂期を「ストレンジャー」、

「ニューヨーク52番街」の頃だとすると約30年位前、全世界のミュージック

シーンを席巻していたのがビリー・ジョエル。いま40歳・50歳が

少年少女の時、レコードをすり切れるほど聴いたアーティストのひとりだ。

近況があまり知られていないアーティストなので、期待と不安が入り交じる。

美しい歌声のままステージにあがってくれるといいのだが、

まったく別人のような声になってしまうとショックかもしれない。

よく外国のアーティストにはあるのだが、、、、。

今回、その絶頂期の曲をかなり歌うそうだ。とすると、「ピアノマン」

「ニューヨークの想い」「ストレンジャー」「素顔のままで」

「ムーヴィン・アウト」「マイライフ」「オネシティ」

「ガラスのニューヨーク」「プレッシャー」「アップタウンガール」

などを聴けるかもしれない。1970年代最高のメロディメーカーの

感動をぜひ堪能してほしい。尚、コンサートへ行かない方は、

「ビリー・ザ・ベスト」なるベストアルバムがある。

このアルバムを聴いてみることをオススメする。

 

 

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行動して抜け出せ

(今日のコトバ)

 

行動にスランプはない。

 

生きていれば、不調になる時もある。

体調からくるものもあれば、心からくるものもある。

プロ野球選手がフォームを崩して不調になるこもある。

きっかけは様々だけど、一度不調になると通常のペースに

戻したり、好調の波にのるまでは時間を要する。

その時、人は何をして不調をのり切るか。

それには、好不調の波のないものを自分の中から選び出し、

自分のペースで生きることが、不調を解消するひとつの方法だろう。

自分で行動することは、結果は別としてスランプはない。

自分が動けば、自分の中の止まっているものを動かせる。

歩くだけだっていい。何かをすることが、行動することが、

自分を元の自分に戻してくれる。

不調になったら、スランプのないものを探せばいい。

まず、行動だったら、いますぐ始められるはずだ。

 

 

 

(トピックス)

 

俊輔一発で45億円。

 

中村俊輔のマンチェスター・ユナイテッド戦の一撃は、

セルティックに45億円を経済効果をもたらしたと、

英タイムス紙が報じた。今回の16強入りで得た収入は、

入場料、放映権、賞金、そして、株価の急騰も合わせ、

2000万ポンド(45億6千円)をもたらしたそうだ。

俊輔はプレイでも、経済効果でも伝説になった。

 

 

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心の学校

(今日のコトバ)

 

 

大人になると、学校へ行かないかわりに

出来事すべてが勉強になる。

 

 

 

学校の授業は退屈で、いつも窓の外を眺めていた。

早弁をした。机をベットに代えていた。

だけど、おっかない先生がいてゲンコツを武器に

だらし無い少年少女を矯正した。

授業内容を変更して、自分の人生論を語る先生がいた。

授業を放り出して、川原へ遊びに行った。

不良どものケンカを力づくで止めた。

出来のいい子に肩入れする先生もいたが、

必ず出来の悪い子、いじめられている子を救ってくれる先生もいた。

ひと昔前は、情も含めて教育をしてくれていた。

だが、いまは少し環境が異なってきているようだ。

身長は伸びているのに、体力は低下している。

怒られることを知らない子は、すぐに心が折れてしまう。

「つめこみ」がいけないといった教育なのに、

「ゆとり」にしたら教育自体が崩壊し始めた。

時間が出来た子供たちはもっとのびのび育つはずなのに、

パソコンとゲームの前にしがみつき、家から出なくなった。

いま、子供の時代に憶えることが、大人まで持ち越されて社会人になっている。

これは、子供のせいではない。かといって大人のせいでもない。

ましてや国のせいでもない。もっといい社会をつくろうと考えた結果だ。

だからこそ、いろいろなことを知らないで大人になった子供たちを、

社会全体で支えてあげる時がきている。

メールと携帯で秒刻みで追い込むのではなく、たまには海へ行って

潮風に吹かれて現実を忘れたり、

若手の失敗を年輩者がかぶってあむげててもいいじゃないか。

日本は変わった。よくも変わった。が、想像しない方向へも変わってしまった。

ならば、大人たちの社会も、昔の学校のような機能をもった環境にしたらどうだろう。

衣食住がこんなに豊かになったのに、自殺者が年々増えていく社会は

やっぱりおかしい。夢と聞かれて答えられない子供がいる社会もおかしい。

いまこそ、子供が学校を出たら、大人の先輩たちが心の学校をつくってあげるのだ。

企業が考えるだけではない。大人の先輩たちが、これから大人になる子供たちを

優しく、熱く、教えてあげるのだ。

人間は、いくつになっても吸収できる。人間の強さ、人間の素晴らしさを

社会が、大人たちが、伝えてあげるのだ。

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

 

「もっと上を」中村俊輔、世界を驚嘆させる。

 

昨日の欧州チャンピオンズリーグ、セルティック対

マンチェスター・ユナイテッドの結果を受けて、

欧州が中村俊輔を激賞している。

「ナカムラのKO勝ち」、「ナカムラ・マジック」、「ベッカムのようだ」、

「神から授かった才能を持っている」、

「この一発で一生分の金を稼いだ。大挙スポンサーがつくだろう」、、、、。

これ以上ないというほどの賞賛の嵐だ。対戦相手がルーニー、

クリスチャン。ロナウド等、欧州チャンピオンになったてもおかしくない

戦力を保持するマンUということもさることながら、

そのチームに2度フリーキックを決めてしまった。凄すぎる。

また、俊輔は「もっと上に行きたい」と話す。チェルシー、

レアルマドリード、ACミラン、バルセロナなど、世界中のスーパースターと、

日本最高のスターが激突するのを考えると、

ただでさえ最高峰のプレイを堪能できる欧州チャンピオンリーグが

さらに楽しめる。

 

 

 

浦和レッズ、優勝へ前進。

 

Jリーグ、浦和レッズ対ヴァンフォーレ甲府は3ー0で浦和レッズが勝利。

ワシントンが2得点、山田が1得点で得点上は圧勝だが、日本代表選手0の

ヴァンフォーレ甲府の攻撃力は見事なものだった、来シーズンあたり

台風の目になるかもしれない。

浦和レッズは今年で退団の噂のあるブッフバルト監督のためにも、

ぜひJリーグチャンピオンを手にしたいところだ。

 

 

 

城彰二、今季限りで現役引退。

 

横浜FCで三浦知良と共にフォワードを組む城彰二が今シーズンをもって、

現役を引退する。Jリーグの夜明けに日本のエースストライカーとして

登場した城もヒザの状態が限界を超え、引退を決意した。

今でも語り草になっているアトランタ五輪の「マイアミの奇跡」では、

あのブラジルを破り、フランスワールドカップでは全試合エースとして

出場した。ここ数年は話題は話題になることは少なかったが、

今季、横浜FCがJ1への昇格争いを繰り広げているまっただ中の引退表明だった。

今年は、中田英寿も引退しており、Jリーグ創世記のスターが

また去ることになる。サッカーの歴史をつくったエースの城よ、お疲れさま。

 

 

 

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トライがキャリアに

(今日のコトバ)

 

人生だって、数学のように解いているうちに

答えが見つかるのだ。

 

 

 

答えはある程度、想定して作業を始めるものだけれど、

正解といえる完全なる結果を理解しては動き出せない。

見切り発車をしながら、途中途中で止まりながら、

燃料を補給しながら、人生の答えに近づいていく。

その夢が、その希望が、大きければ大きいほど、

進んだり、止まったり、ある時には後退したり、

乗り換えたりしながら、答えに向かって走っていく。

人生には、いろいろな障害物があるものだ。

目標を設定することは一番大事だが、

そこへたどり着くにも様々なトライが必要だ。

そのトライを楽しみながら答えを見つけよう。

そのトライがキャリアになり、

そのトライが得意技となる。

そのぐらいの気分で生きていければ、

人生はもっと楽しくなると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

セルティック・俊輔、マンU撃破。

 

 

セルティック・中村俊輔がマンチェスター・ユナイテッドとの対戦で、

後半36分、直接フリーキックを決め勝利に導いた。

これでセルティックは欧州チャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出。

中村俊輔は、日本の誇りであり、スコットランドの誇りであり、

ヨーロッパの誇りになった。

 

 

 

 

 

小笠原道大、ジャイアンツへ。

 

 

FA宣言している日本ハムの小笠原道大内野手がジャイアンツに入団の

意思を表明した。これで、新庄、小笠原と日本ハムの主軸が

北海道から去る。日本ハムは日本一におごることなく、

新しいスターの発掘が急務だと思う。

 

 

 

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勇気で突破口を開く

(今日のコトバ)

 

 

本気なら、勇気をもって戦え。

 

 

勇気はいつもいつも発揮できない。

ここぞという時に、何かの束縛を破って、

チカラを振り絞って、発揮するものだ。

つまり、本番に全力を出す時に勇気に突破口を

開いたもらうものなのだ。

勝負時だけでいい。年に何回かもしれない。

その時のために準備をしよう。

毎日、不測の事態、出来事に対して、

真摯に取り組んで前向きに解決する。

その意識を高く持ち、モチベーションをあげておけば

勇気は魂の中で出動準備をおこたらない。

そして、ここ一番で、勇気を発揮する。

人は、勇気をもって生まれてきているのだ。

生きている以上、使わない手はない。

生命の鼓動が聞こえなくなったら、勇気は使えないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

 

本日、日中韓サッカーUー21代表交流戦。

 

 

反町監督をして「現状の最強メンバーで挑む」といわしめた日本代表。

平山相太、カレン・ロバートのFW陣、梶山陽平、家長昭博、本田圭祐、

水野晃樹、中村北斗、谷口博之らのMF陣、DF陣も伊野波雅彦、青山直晃、

細貝萌らととうそうそうたる顔ぶれ。Jリーグでも成長著しいスター候補達が

どこまで強い韓国と戦えるか。北京オリンピックへの第一歩のかもしれない。

 

 

 

 

(kotobaza感動本店1)

 

 

小説「白夜行」 東野圭吾著

 

 

映画・小説・音楽などジャンルにとらわれず感動した作品を

紹介していこうというkotobaza感動本店。本日開店です。

記念すべき第一回は東野圭吾著「白夜行」。

「1973年、大阪の廃墟で一人の質屋が殺された。容疑者は次々浮かぶが、

結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・

西本雪穂。暗い眼をした少年と、並はずれて美しい少女は、別々の道を

歩んでいく、、、、」と背表紙のあらすじにはあるのだが、

そんなことでは語り尽くせないほど様々なエッセンスが詰め込まれている。

子供の頃から何十年にもわたっての大河ドラマであるはずなのに、

二人の存在、実態が最後までつかめない。登場する刑事、大学の先輩、

母、同級生の親友、亭主、探偵、看護師など、二人以外登場人物が

に事件にかかわっていく。ひとつひとつの出来事がインパクトがあるので、

登場人物の個性もくっきりしている。傷ついた少年と少女が、どこまで

人間に対して、社会に対して怨念を持ち続けるかを、巧妙なレトリックで

表現した傑作といっていい。東野圭吾作品を読むたび思うのだが、

「まだ終わらないでくれ」という気持ちがラストに近づくほど起こる。

こんなにおもしろい物語に終止符を打たないでくれという読者の願いでもある。

犯罪がテーマになっているので方法論は正しいとはいえないが、

人間の生きるための戦いの凄みがここにはある。

松本清張の「砂の器」にも通ずる、人生の戦いがある。

ファンの方なら、いまさら東野圭吾は遅すぎるといわれそうだが、

まだ、東野作品を読んでいない方は、ぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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