親友という柱

(今日のコトバ)

 

親友は、ひとりいれば大勢いることになる。

 

 

ほんとうは何人でも多い方がいいに決まっている。

ひとりよりふたり。ふたりよりさんにん。さんにんより、、、、。

だが、心の底の底の部分で付き合える知人がどれほどいるだろう。

もしかすると、ひとりもいない人だってたくさんいると思う。

例えば自分が病気で入院したとする。その時、自分が親友だと思っていた人が

献身的に看護をしてくれただろうか。

例えば借金をして困っているとする。その時、お金を貸してくれる、

あるいは返済方法の知恵を貸してくれるなど親身に考えてくれるだろうか。

反対に例えばあなたが成功するとする。その時、心から賛辞をのべ、

あなたを讃えてくれるだろうか。

親友と思っていない全然別の人が、献身的であったり、相談にのって

くれたり、讃えてくれたりしたことはないだろうか。

どうせ他人同士だから、本音の部分では交わることはないかもしれない。

ただ、何か起こった時に真剣のサポートしてくれる人は必要だと思う。

そのサポートしてくれる人は、たぶん、どんな金持ちや大企業の社長、

政治家でも、それほどたくさんいるはずがない。

友であればこそ、ライバルになり、嫉妬もある。

肩書きがあるからこそ、喜びもし、話を聞いてくれる。

それら人を全部引いた時、誰が残るのだろう。

もし、この人だ!と思いつく人がひとりでもいたら、

あなたはとても幸せな人だ。

その人との付き合いは、人生でとても大事なものになる。

そして、そんな親友だからこそ、あなたもその人のことを

大切にしなくてはいけない。

甘えてばかりいると、ほんとうのあなたを愛せなくなる。

必ずあなたから距離をおくようになる。

ひとりでいい。良くも悪くも人間として付き合っていける親友をもとう。

それだけで、親友という人生の大きな柱ができるのだから。

 

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

 

松坂大輔、レッドソックス52億?

 

ヤンキースでもなく、レンジャーズでもなく、レッドソックスか。

全米ネットのスポーツ専門放送局ESPNがレッドソックスが3800万ドルから

4500万ドル(約52億)で交渉権を獲得したもようだと報じた。

日替りで話題になるのは、やはり松坂は全米でも注目の的なのだ。

 

 

 

アジアシリーズ、日本ハム優勝。

 

アジアNo.1チームを決定するアジアシリーズ。決勝は、

日本ハムファイターズ対台湾ラニューは1ー0で日本ハムが

アジアチャンピオンに輝いた。昨年の千葉ロッテマリーンズに

続いて2年連続日本のチームがアジアの頂点に輝いた。

小笠原選手はこれで、世界一、アジア一、日本一になった。

奇跡のような一年になった。

このシリーズのMVPは、今日好投したダルビッシュ投手に決定。

そして、ヒルマン監督は例のごとく「シンジラレナイ」で勝利監督

インタビューを締めくくった。

 

 

 

 

柔道界の新星、石井慧。

 

 

NHKのスポーツニュースで柔道界の新星、石井慧の特集。

いま、井上康生、鈴木桂治の次の世代のスターとして注目を浴びる。

今年の全日本柔道選手権で鈴木桂治を破り優勝。

史上最年少19歳という快挙を成し遂げた。

石井は、ただまぐれで勝ちをおさめたのではなく、けいこの鬼として

の彼のストイックなまでの姿勢にある。

国士舘大学監督をして「彼にケツをたたいてけいこしろといったことがない」

と、柔道に対する取り組み方を絶賛。

体を痛めるまでハードトレーニングをこなす。

「オーバーワークという暴挙が奇跡を起こす」

「限界の先に進歩あり」「量は質を凌駕する」

という現代青年とは思えぬ語録からも感じられる。

このストイックなまでの姿勢が結果として、北京オリンピックで

大輪の花を咲かせてくれることを願い応援したい。

 

 

 

 

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