逃げる、避ける、戦う姿勢

(今日のコトバ)

 

壊されたら、壊し返すこともできないんだ。

 

人の心だって、一度壊れたら、完全に元には戻らない。

かなりの部分まで修復できても、すべての機能が元に戻ることはない。

できれば壊れることなく、完全な状態を維持したい。

とすれば、壊れないように生きることが大切だ。

人が壊れるとき、それは、人からの圧力があるとき。

原因は様々だけど、怖い相手、嫌いな相手、悪い相手が介在して、

その人間によるプレッシャーが一番だと思う。

解決するならば、プレッシャーから逃れればいいはずだ。

ひとつは、逃げる。怖いから逃げる。逃げるとによって、気づくと

元のペースで生きていることがよくある。

ひとつは、避ける。嫌いだから避ける。避けていれば、だんだん距離が

拡がり、相手も追ってこなくなる。

このふたつはかなり後ろ向きな選択だ。それもいい。

だが、もうひとつの手として、自分の武器としてもっていなければ

いけないのが、「戦う姿勢」をみせること。

実は相手にプレッシャーを与えてくる連中は、

牙を向かないとわかっている人しか狙わないという習性がある。

おびえた人だからイジメて楽しむという心理がある。

相手にそこにつけこませないのだ。

「やれるものなら、やってみろ」と意志表示をする。

それだけで、自分のかなりの部分は守れる。

「戦う姿勢」は、最大の防御なのだ。

 

 

 

(トピックス)

 

 

香港映画「インファナル・アフェア」を

スコセッシ監督・ディカプリオコンビでリメイク。

 

警察官としてマフィアの潜入捜査を命じられる男と

幼い頃からマフィアのボスに育てられ警察の特別捜査課で

捜査情報をマフィアに伝える男。二人の男の潜入先で息づまる

工作作業と知能戦。何年か前に、久々に香港映画で衝撃を

受けた「インファナル・アフェア」が、リメイクされる。

監督は「タクシー・ドライバー」のマーティン・スコセッシ。

主演はレオナルド・ディカプリオとマット・デイモン。

そして、マフィアのボスにジャック・ニコルソンときている。

公開は来年になるが、素晴らしいシナリオを名匠と名優が

が演じると思うと、いまから公開が待ち遠しい。

なお、リバイバルタイトルは「ディパーテッド」。

 

 

 

 

 

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