勇気で突破口を開く

(今日のコトバ)

 

 

本気なら、勇気をもって戦え。

 

 

勇気はいつもいつも発揮できない。

ここぞという時に、何かの束縛を破って、

チカラを振り絞って、発揮するものだ。

つまり、本番に全力を出す時に勇気に突破口を

開いたもらうものなのだ。

勝負時だけでいい。年に何回かもしれない。

その時のために準備をしよう。

毎日、不測の事態、出来事に対して、

真摯に取り組んで前向きに解決する。

その意識を高く持ち、モチベーションをあげておけば

勇気は魂の中で出動準備をおこたらない。

そして、ここ一番で、勇気を発揮する。

人は、勇気をもって生まれてきているのだ。

生きている以上、使わない手はない。

生命の鼓動が聞こえなくなったら、勇気は使えないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(トピックス)

 

 

本日、日中韓サッカーUー21代表交流戦。

 

 

反町監督をして「現状の最強メンバーで挑む」といわしめた日本代表。

平山相太、カレン・ロバートのFW陣、梶山陽平、家長昭博、本田圭祐、

水野晃樹、中村北斗、谷口博之らのMF陣、DF陣も伊野波雅彦、青山直晃、

細貝萌らととうそうそうたる顔ぶれ。Jリーグでも成長著しいスター候補達が

どこまで強い韓国と戦えるか。北京オリンピックへの第一歩のかもしれない。

 

 

 

 

(kotobaza感動本店1)

 

 

小説「白夜行」 東野圭吾著

 

 

映画・小説・音楽などジャンルにとらわれず感動した作品を

紹介していこうというkotobaza感動本店。本日開店です。

記念すべき第一回は東野圭吾著「白夜行」。

「1973年、大阪の廃墟で一人の質屋が殺された。容疑者は次々浮かぶが、

結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・

西本雪穂。暗い眼をした少年と、並はずれて美しい少女は、別々の道を

歩んでいく、、、、」と背表紙のあらすじにはあるのだが、

そんなことでは語り尽くせないほど様々なエッセンスが詰め込まれている。

子供の頃から何十年にもわたっての大河ドラマであるはずなのに、

二人の存在、実態が最後までつかめない。登場する刑事、大学の先輩、

母、同級生の親友、亭主、探偵、看護師など、二人以外登場人物が

に事件にかかわっていく。ひとつひとつの出来事がインパクトがあるので、

登場人物の個性もくっきりしている。傷ついた少年と少女が、どこまで

人間に対して、社会に対して怨念を持ち続けるかを、巧妙なレトリックで

表現した傑作といっていい。東野圭吾作品を読むたび思うのだが、

「まだ終わらないでくれ」という気持ちがラストに近づくほど起こる。

こんなにおもしろい物語に終止符を打たないでくれという読者の願いでもある。

犯罪がテーマになっているので方法論は正しいとはいえないが、

人間の生きるための戦いの凄みがここにはある。

松本清張の「砂の器」にも通ずる、人生の戦いがある。

ファンの方なら、いまさら東野圭吾は遅すぎるといわれそうだが、

まだ、東野作品を読んでいない方は、ぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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